新型キャラバンの限界値引き交渉術!納車状況なども解説
「新型キャラバンを限界まで値引きして購入したい!」
「予算があまりないけど、どうしてもキャラバンが乗りたい!」
このようなお悩みはありませんか?
新車のキャラバンは交渉次第では、約50万円ほど値引きできる可能性がある車両です。
「でも、話したり交渉したりは苦手」という方もなかにはいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、値引きをスムーズにするためのコツやポイントをご紹介します。
どのくらいで納車されるのか知りたい方向けに納車状況もお伝えしていますので、興味がある方はぜひご覧ください。
Contents
キャラバンの値引き相場と目標額はいくら?
キャラバンの値引き相場と目標額をご紹介します。
キャラバンの値引き相場は幅が広い
キャラバンは、車両値引き相場が10〜50万円、オプション値引き額が0〜20万円と幅が広く、値引きが緩い車両です。
これほどまでに値引き相場に差がある理由は、販売価格の設定にあります。
赤字になる金額よりも大きく盛られた販売価格に設定されているため、値引き額も大きくできるのです。
日産NV350キャラバン新車のグレードと価格別の値引き目標額
日産のNV350キャラバンの値引き目標額はグレードによって異なります。
以下はその目標額をまとめた表です。
グレード | 値引き最大目標額(装備付属品を含む) |
DX | 33万円〜 |
VX | 38万円〜 |
プレミアムGX | 45万円〜 |
プレミアムGXブラックギア | 50万円〜 |
上記はあくまで目安であり「4WD仕様に変更する」「スライドドアに変更する」など変更を加えた場合は、さらに値引き金額がアップする可能性は高まります。
ただし、4WDへの変更は慎重に検討したほうが良いでしょう。
地域によっては値引きがアップしない、もしくは売却時に高く売れないこともあるためです。
値引きがアップしにくい地域は、たとえば、福井県や石川県などの北陸地方、北海道、青森県や秋田県などの東北地方です。
北陸や東北は雪が積もりやすく4WD仕様車のニーズが高いため、値引きの額が小さい傾向にあります。
これは下取りや買取りをしてもらうときも同じで、あまり雪が降らない地域では需要が少ないため、4WD車の下取り価格や買取価格が減額します。
もし、転勤などで全国各地に引越しする方は、売却時のことを考え4WD仕様への変更以外の方法を選択したほうが良いかもしれません。
キャラバンの新車の限界値引き交渉のコツを伝授!
キャラバンの新車の限界値引き交渉のコツ6つ、新古車(未使用車)なら購入費用を抑えられるのか、交渉がうまくいかないときについて解説します。
新車を限界値引きしてもらうためのコツをご紹介
新車を限界値引きしてもらうためのコツは全部で以下の6つです。
①店長決済まで持っていく
②キャラバンとハイエースで競合させる
③値引きしやすい時期を狙う
④見積もり費用は下取り価格無しで出してもらう
⑤付属品やオプションを検討する
⑥端数カットと納品時のコストカットを交渉する
では、一つずつ詳しくご説明します。
【コツ1】店長決済まで持っていく
最初にご紹介する値引き額アップのコツは「店長決済まで持っていく」ことです。
これはディーラースタッフの肩書きが上がるほど、値引き可能額が上がるためです。
決済パターンには以下があります。
・担当営業マン決済(値引き可能額が最も低い)
・主任決済
・課長決済
・店長決済(値引き可能額が最も高い)
店長決済まで持っていくには、下記の段階を踏む必要があります。
・段階1:言い出し値以上の提示をしてもらう
・段階2:別会社の日産ディーラー同士で競合(同時競合)
・段階3:条件次第では即決したい旨を伝える
段階1:言い出し値以上の提示をしてもらう
言い出し値とは「最初に言われる値引き額」のことで、それ以上の値引き額を引き出すのが第一段階です。
最初に担当してくれるのは、最も値引き額の提示が少ない役職なしの営業マンであることがほとんどのため、役職が上がれば値引き額のアップが可能になります。
提案された値引き額以上の金額を提示して、店と交渉できるように持っていきましょう。
<希望額を伝えるタイミングに注意>
希望の目標額や予算は最初に伝えてはいけません。
予算を最初に伝えてしまうと、それ以上の値引きが厳しくなるためです。
希望の目標額や予算を伝えるのは、交渉の最終段階に来たときにするのがポイントとなるため、最終段階に入るまでは聞かれてもはぐらかしましょう。
段階2:別会社の日産ディーラー同士で競合(同時競合)
もし 交渉がうまく進まない場合は、別会社の日産ディーラー同士で競合させましょう。
日産には、別の会社が経営している日産ディーラーがあります。
プリンス店と都道府県名が入った日産店に分かれ、経営会社がそれぞれで異なる競合店です。
プリンス店と都道府県の日産店のキャラバンで競合させれば、競合店に販売台数が負けないように値引き額を大きくしてくれる可能性がアップします。
段階3:条件次第では即決したい旨を伝える
同士競合で交渉進めると課長レベルの決済でも対応ができなくなるため、このあたりで店長が登場します。
ここで効果を発揮するフレーズが「条件次第では即決する」の一言です。
期間限定の内容を表すフレーズを伝えることで希少価値を与え、課長枠の限界値引き額を突破してさらに値引きできる可能性が広がります。
【コツ2】キャラバンとハイエースで競合させる
値引きをするうえで絶対に外せないのが、「ライバル車との競合」です。
ただし、ただ名前を出すだけでは弱いため、ハイエースの見積もりを取っておいて話を進めるのがポイントとなります。
これは、「ハイエースは〇〇円だったので、〇〇円で購入できるならキャラバン決めようと思っています」といったように、希望金額を伝えて値引き交渉ができるためです。
また、交渉する際にはハイエースの魅力も伝えるとより効果的です。
たとえば「ハイエースの〇〇といった機能に惹かれているので、ハイエースも検討しています」と話すと、日産の営業マンは「どうにか購入してもらおう」という心理に駆られます。
この2つの要素を伝えることで、値引きをすれば買ってもらえるかもしれないという思いが強くなり、値引き交渉がうまくいく確率が上がります。
【コツ3】値引きしやすい時期を狙う
3つ目にご紹介するコツは「値引きしやすい時期を狙う」ことです。
キャラバン以外でもいえるのことですが、新車の値引きが緩みお得に購入できる時期があります。
・決算期(1月中旬~3月)
・ボーナス期(6~7月)
・中間決算期(8月中旬~9月)
・ボーナス期(12月)
とくに狙いどきなのが「決算期」です。
決算期は日産から課されているノルマのクリアがかかっているため、何がなんでも販売台数を稼ごうという心理になります。
従って、値引きも緩みやすくお得に購入しやすい時期です。
【コツ4】見積もり費用は下取り価格無しで出してもらう
4つ目にご紹介するコツは「見積もり費用は下取り価格無しで出してもらう」ことです。
「ディーラーで下取りしてもらうのだから、出してもらったほうが良いのでは?」と思いますよね。
しかし、ディーラーに下取りすることそのものを考え直したほうが良いのです。
なぜなら、ディーラーは下取りで買い取ったあとオークションに流すことが多く高価買取が難しく、別の買取専門店に売却したほうがお得になる可能性があるためです。
加えて、新車で大幅に値引き交渉をすると下取り金額を非常に低く見積もって利益を出そうとすることも理由の一つです。
これらの理由により、車の下取りはディーラーに任せず、別の買取専門店で相見積もりを出して下取り先を選ぶことをおすすめします。
【コツ5】付属品やオプションを検討する
5つ目にご紹介するコツは「付属品やオプションを検討する」ことです。
新車を購入して値引きできるのは、車両だけでなく付属品やオプションもあります。
たとえば、付属品やオプションには、カーナビやマットなどがあります。
しかし、これらはカー用品販売店などで購入したほうが費用を抑えられるため、わざわざディーラーのオプションで購入する必要性はありません。
筆者の体験をご紹介します。
新車購入時のオプションにあるカーフロアマットが15,000〜20,000円以上と非常に値段が高かったため、マットのオプションを外しました。
カー用品販売店で4,000円で購入したため、11,000〜16,000円くらい抑えることに成功した経験があります。
筆者のように、別の店で安く購入できるものは外して費用を抑えていきましょう。
【コツ6】端数カットと納品時のコストカットを交渉する
値引き交渉時は、端数カットと納品時のコストカットも忘れてはいけません。
数万円の端数があっても、交渉次第で1万円くらいはカットしてくれます。
仕上げとして、必ず端数カットの交渉を1回は行いましょう。
また、納品時にかかるコストでもカットできないものはありますが「納車費用」と「車庫証明代行手数料」はカット可能です。
納車費用は来店納車を選択すればカットでき、車庫証明代行手数料は自分で申請作業をすればカットできます。
自分でできることは自分で行うことも、費用を抑えるためには大切な考えです。
新古車(未使用車)なら購入費用を抑えられる?
新古車(未使用車)なら安く購入できると考えている方もいると思いますが、2つの理由からあまりおすすめできません。
おすすめできない理由1
1つ目は、一度車検を通して型落ちした車両となるため、走行はしていませんが中古車と同じ状態であることです。
要注意なのが、初度登録年月と表示されている年式に大差がある場合です。
新車保険が切れていたり、購入してすぐに車検が必要だったりすることもあり、安心性にかけるうえに出費が増えてしまいます。
おすすめできない理由2
2つ目の理由は、新古車は値引きが少なく割高になるケースが多いことです。
新車だと20万円以上値引きできても、未使用車は数万円が限界です。
新古車の購入はよく検討することを推奨します。
値引き交渉がうまくいかないとき
値引き交渉がうまく行かない時の対処法は「担当営業マンとのやりとり回数を増やす」「中古車の購入を検討する」の2つの対策法があります。
担当営業マンも人間であるため、人柄がよく何度も顔を合わせている人には「なんとか希望の金額にしたい」と思ってもらえることもあるのです。
やり取りの回数は来店だけでなく、電話でのやり取りでも同じ効果があります。
どうしても希望の金額に合わない場合は、展示車や試乗車といった在庫車を候補にするのも1つの手段です。
値引きが緩みやすいので、抵抗がなければ相談してみるのもありでしょう。
キャラバンの納期目安と納車された日にすべきこと
キャラバンの納期目安と納車された日にすべきことをご紹介します。
納期目安
キャラバンの納期は、一般的に3か月以上としていますがグレードやオプションによって変動します。
正確な納期が気になる場合は、購入の交渉時に聞いてみてください。
納車された日にするべき確認
納車された日にするべき確認は2つあります。
【確認1】書類をチェックする
車検証や自賠責保険証明書の記載内容に誤りがないかチェックしましょう。
とくに、住所や名前の間違いは納税通知書が届かないといったトラブルの要因となります。
【確認2】外装内装の傷やへこみ・装備不備がないかチェックする
工場からディーラーまでの運搬途中で傷やへこみが起きたり、製造中に不備が生じ内装の傷、へこみ、装備不備が起きたりすることがあります。
しかし、これらは後日に申告してもいつついた傷かわからないため、対応してもらえる可能性が低くなります。
家に乗って帰る前にディーラーで確認し、見つけたらすぐに申告しましょう。
まとめ
キャラバンの値引きはグレードや型式によって異なりますが、33万円以上値引きできる可能性があります。
交渉のポイントは全部で6つです。
①店長決済まで持っていく
②キャラバンとハイエースで競合させる
③値引きしやすい時期を狙う
④見積もり費用は下取り価格無しで出してもらう
⑤付属品やオプションを検討する
⑥端数カットと納品時のコストカットを交渉する
上記のポイントを意識しながら交渉を進めることで、限界値引きを引き出せる確率が高まります。
ぜひお得にキャラバンをゲットして、楽しいカーライフをお過ごしください。