事故車でも買取可能って本当?高額買取を実現する4つの方法と売る際の注意点を解説

事故車でも買取可能って本当?高額買取を実現する4つの方法と売る際の注意点を解説

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事故車(修復歴車)の車買取で、「事故車でも買取してもらえるのか?」「事故車の買取で気をつけることは?」など、悩んでいないでしょうか。事故を起こしたクルマは見える部分に限らず、さまざまな箇所にダメージを与えます。

特にクルマの骨格部位(フレーム)に損傷・修復歴が残る「事故車」は、不具合を起こしやすい点から買取価格が大幅に下がる傾向にあります。

そのため、通常の車買取とは方法や注意点が違ってくるのは事実です。

しかし、適切な方法を知れば事故車でも高額買取が可能です。たとえば下記は事故車買取の優良業者である「タウ」の事例紹介ですが、ボディが大きく破損したクルマであっても数十万、高いものだと100万円以上で買取されているのが分かります。

※引用:事故車買取のタウ買取事例

また同様に、下記も事故車・廃車買取に強い「ハイシャル」「カーネクスト」の買取事例ですが、前側面が大破し、走ることができない車でも、10万円以上の値段がついています。

ハイシャルの事故車買取事例

※引用:ハイシャル買取実績

※引用:カーネクスト買取事例

不動車をディーラーに下取り依頼した場合はほとんど値段がつかないだけでなく、逆に廃車費用やレッカー費用がかかることを考えれば、「事故車はどこに、どのように売るかが大切」ということを感じていただけると思います。

この記事では、事故車でも車買取できる理由から具体的なおすすめ買取業者、そして高価買取を実現するためのポイントまで、できる限りお得に売却するための情報を詳しく解説していきます。

最後まで読んでいただくことで、事故車の定義を理解し、高く売るための対策が取れるはずです。ぜひ参考にしてください。

事故車の定義

まず、買取を依頼するクルマが事故車に該当するのかを確認するため、事故車の定義をお伝えします。

事故車という言葉から連想されるのは、多くの場合「事故で大きく破損した車両」だと思います。しかし、自動車業界における事故車の定義は、一般的なイメージとは異なる部分があります。

自動車業界では、「事故車」とは単なる事故による破損車両ではなく、車両の「骨格部分(フレーム)」に大きな修復歴がある車を指します。このような車両は「修復歴車」とも呼ばれ、その修復歴の有無が車両価値に大きな影響を与えます。

重要なのは、損傷の原因が必ずしも事故である必要はないという点です。事故以外の要因であっても、車両の骨格部分に修復や損傷が確認された場合は事故車として扱われます。

この定義は、自動車公正取引協議会日本自動車査定協会日本中古自動車販売商工組合連合会という3つの業界団体によって規定されています。

事故車になる具体的な修理箇所

事故車の定義において核となる「骨格部分」は、以下の8つの重要構造部位を指します。

  • フレーム(サイドメンバー)
  • クロスメンバー
  • インサイドパネル
  • ピラー
  • ダッシュパネル
  • ルーフパネル
  • フロアパネル
  • トランクフロア

修復歴(事故歴)となる箇所の図解

※引用:一般財団法人 日本自動車査定協会

これらの部位は、車両の安全性を確保する上で極めて重要な役割を果たしています。特に乗用車の多くが採用しているモノコック構造では、これらの部位が衝突時の衝撃を効果的に吸収・分散する機能を担っています。

そのため、これらの部位に修復歴がある場合、中古車市場での評価が大きく下がることになります。実際に、グーネットやカーセンサーなどの中古車情報サイトで検索すると、基本条件が同じ車両であっても、修復歴の有無によって販売価格に大きな差が見られます。

また、修復歴の有無だけでなく、これら骨格部分に「損傷」が確認された時点で事故車として認定される可能性があります。例えば、事故による損傷を認識していなかった場合や、認識していても修理を行わなかった場合、自然災害によるルーフパネルの凹みなど、査定時に損傷が発見されれば事故車として扱われます。

注意点として、修復歴にもその損傷箇所や程度によってランクがあり、A・B・Cの三段階が規定されています。

もっとも影響が大きいCランクに該当する場合、車種や市場のニーズによりますが、修復歴だけで車両価値が50%以下に下がることもあります。

ランク 損傷箇所・修理内容 備考
A ・クロスメンバー
・フロントフロア
・インサイドパネル
・ピラー
・ルーフパネル単体交換
・トランクフロア
・リアフロア
・リアサイドメンバー(修理)
骨格先端部に小さな凹み・歪みがある
B ・フロントサイドメンバー
・ピラー交換
・ルーフ(ピラーから)
・リアサイドメンバー交換
骨格の中部まで歪みや修理跡がある
C ・フレーム
・フロア
・フロアサイドメンバー
・ダッシュパネル
骨格やフレームに大きな損傷跡がある

※参考:一般財団法人 日本自動車査定協会

軽度な損傷では事故車と判断されないことも

骨格部分以外のパーツ修復は、それが重要な部品であっても必ずしも「事故車」の認定につながるわけではありません。例えば、以下のような部位の修復は事故車認定の対象外となります。

修復歴(事故歴)認定の対象外パーツ

  • フロントバンパー
  • フロントフェンダー
  • ロアスカート
  • ボンネット
  • リアフェンダー
  • リアバンパー
  • ドア
  • トランクリッド
  • サイドシルパネル

これらの部品は、フレームからボルトで取り外し可能な構造となっているため、交換があっても修復歴車とはみなされません。ただし、ドアヒンジのボルトに締め付け跡が見られる場合は、何らかの事故や修理の痕跡として注意深く査定される可能性があります。

事故車でも買取してもらえる!4つの理由

「事故車は買取してもらえるのか、廃車にするしかないのか」と悩んでいる方もいるかもしれませんが、事故車専門の車買取業者や独自の販路、つまり「事故車をお金に替えるネットワーク」を持つ業者であれば買取は可能です。

事故車が買取可能な理由として、以下4つの流通経路が挙げられます。

  1. オークションへの出品
  2. パーツ供給源としての活用
  3. 鉄スクラップ・資源としての価値
  4. 海外への輸出

オークションへの出品

車買取業者が買い取った車は、自社で再販を行う場合を除いて、業者オークションに出品するのが通常の流れです。

事故車の場合も、事故車専門の業者オークションに出品することができます。通常のオークションと同様、出品価格や最低落札価格は柔軟に設定可能で、パーツ取引業者やリサイクル業者が需要に応じて落札を行います。

また、業界で強いネットワークを持つ事故車買取業者は、自社オークションを運営している場合もあります。たとえばカーネクストでは、全国約13,000社の業者が参加するオークション「Smartオークション」を自社運営しています。

パーツ供給源としての活用

次に、事故車であっても損傷を受けていないパーツは多く存在します。これらのパーツは、他のクルマの修理用部品として高い価値を持ちます。

エンジンやトランスミッション、電装品など、状態の良い部品は特に需要が高く、パーツ専門の買取業者によって効率的に回収されます。

鉄スクラップ・資源としての価値

パーツ取り後の車体は、鉄スクラップとして資源価値があります。普通乗用車1台から得られる鉄スクラップの重量は約800kg~1,000kgにもなります。

これらの鉄スクラップは製鉄所で溶解され、新しい鉄鋼製品の原料として生まれ変わります。

鉄スクラップの相場は市況によって変動しますが、1kgあたり20円~40円程度で取引されることが一般的。つまり、1台の車から

  •  最低でも16,000円(800kg×20円)
  •  最高で40,000円(1,000kg×40円)

程度の価値を生み出すことができます。

また、車には鉄以外にも、アルミニウムや銅、プラスチックなど様々な素材が使われています。これらの素材も適切に分別することで、リサイクル市場で一定の価値を持ちます。

そのため中古車として価値がゼロに等しく、仮に使えるパーツが1つも取れないとしても、車の価値が0円になるということはありません。

海外への輸出

日本国内では、事故車の中古車市場における価値が下がることは事実です。しかし、海外では状況が大きく異なります。

特にパキスタン、アラブ首長国連邦、ロシアなどでは、日本車への強い需要があり、事故車であっても比較的高値で取引されています。

これらの国々では、日本車の工業製品としての信頼性や品質の高さが広く認知されており、多少の事故歴があっても「修理すれば大丈夫」と受け入れられやすい傾向にあります。

そのため事故車専門の車買取業者は、独自に海外ネットワークを開拓していることが多いです。

事故車の需要が見込まれる国の一例

地域 販売先国名
アジア アラブ首長国連邦、イエメン、イラン、インド、インドネシア、カンボジア、サウジアラビア、シンガポール、スリランカ、タイ、トルコ、ネパール、バーレーン、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マカオ、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、モンゴル、ラオス、香港、台湾、大韓民国、東ティモール
中南米 アンギラ、アンティグア・バーブーダ、ガイアナ、グアテマラ、グレナダ、ケイマン諸島、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、スリナム、セントクリストファー・ネイビス、セントビンセント、セントルシア、タークス・カイコス諸島、チリ、ドミニカ、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、バハマ、パラグアイ、バルバドス、ブラジル、ペルー、ボリビア、英領ヴァージン諸島、蘭領アルバ、蘭領アンティール
オセアニア オーストラリア、キリバス、クック諸島、サモア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィジー、ミクロネシア
ロシア・CIS地域 アゼルバイジャン、アルメニア、ウクライナ、ウズベキスタン、エストニア、カザフスタン、キルギス、ジョージア、ベラルーシ、ラトビア、リトアニア、ロシア
ヨーロッパ アイルランド、イタリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スウェーデン、スペイン、スロバキア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、マルタ、英国

※引用:事故車買取のタウ

事故車を高額買取してもらう4つの方法

事故車でも買取してもらえる理由をお伝えしましたが、せっかくなら少しでも高く買い取ってもらいたいと思うのはごく自然なことです。

特に事故車のような特殊な状態のクルマは、どこに売るかで価格が大きく変わってしまうものです。事故車でも高額買取してもらう方法には、以下の4つがあります。

  1. 事故車専門の買取業者を利用する
  2. 廃車買取業者を利用する
  3. 複数の買取業者で相見積もりを取る
  4. 車一括査定なら買取業者を効率的に比較できる

ディーラー下取りをおすすめしない理由や、後半で優良買取業者も紹介していますので、ぜひご覧ください。

事故車専門の買取業者を利用する

事故車専門の買取業者は、海外輸出先や海外向け自社オークションなどの独自の販路を持っていることが特徴です。

日本国内では価値が低下する事故車であっても、前述のとおり海外では日本車への需要が高く、「修理すればまだ走れる日本車」というだけで価値が生まれます。

さらに海外では工場の地代家賃や修理費などのコストが相対的に安いため、事故車の修理に対するハードルが低いのです。結果、国内流通前提よりも好条件での買取が期待できます。

また、事故車に関する専門知識を持つ査定員・スタッフが対応するため、円滑な取引が可能です。

廃車買取業者を利用する

重度の損傷による不動車(エンジンがかからず動かない車)や、車買取店では査定額がつかなかった場合でも、廃車買取業者への売却という選択肢があります。

これらの業者は買い取った車からのパーツ取りを主な目的としているため、車両の状態が悪くても、使用可能なパーツ数や、価値に応じた査定額を提示してくれます。

特に、すでに生産終了しておりパーツの確保が難しい車種などは、思った以上の高額提示がされるケースもあります。

廃車にするようなクルマはエンジンがかからないことも多いので、引取りの際のレッカー移動も無料でおこなってくれる業者もいます。

実際の買取事例も参考になる

事故車・廃車専門の買取業者ともに、Webサイト上で実際の買取事例を写真とともに公開していることが多いです。メーカー・車種・損傷箇所・年式・走行距離・買取額・自走可否などの情報が掲載されています。

カーネクストの買取事例ページ

※引用:カーネクスト買取事例

車種、年式、走行距離などが近い事例を参考に、おおよその相場を把握しておくことをおすすめします。

ただし、骨格部分や外装の損傷状態によって価格は大きく変動するため、あくまで実査定前の参考として考えるようにしましょう。

複数の買取業者で相見積もりを取る

事故車の査定額は、買取業者によって大きく異なることがあります。これは各業者の持つ国内・海外のネットワークや、修理・再販のノウハウの差によるものです。

例えば、高級車や稀少車など、もともとの市場価値が高い車両ほど、事故歴による減額は大きくなる傾向があります。ただし、軽微な損傷であれば査定額への影響はそこまでありません。

修復後も安全な走行が可能な状態であれば、一般的な中古車に近い査定額が付くこともあります。

このように事故車は車両のコンディションがまちまちで、明確な相場が存在しません。そのため、通常の車買取以上に、複数の買取業者から相見積もりを取ることが大切です。各社の査定額を比較検討し、もっとも高額を提示した買取業者を選びましょう。

車一括査定なら買取業者を効率的に比較できる

上記の通り、高額買取のためには複数の買取業者で比較するのがポイントです。

車一括査定は、一度の申込みで複数の車買取業者に査定依頼できるサービスです。1社ずつ問い合わせる手間が省けることと、業者間で競争が発生するため、高額査定を引き出せる可能性があります。

通常の車両でも高額買取に効果的ですが、事故車の場合も利用可能です。

ただ、事故車の場合はそもそも買取したいと手をあげる車買取店がいない可能性もあります。そのため、車一括査定を利用する場合、前述の事故車・廃車専門の買取業者にも並行して直接相談することをおすすめします。

車一括査定のおすすめは「カーセンサー」と「MOTA」

大変便利な車一括査定ですが、「車一括査定」と検索すると大変多くのサービスがヒットします。基本の仕組みは同じでも提携業者や同時依頼数など、サービスの中身は異なります。

大手の中でもおすすめは「カーセンサー」と「MOTA」の2つ。

この2社は車一括査定の中でも提携業者数が多く、特にカーセンサーは大手買取業者だけでなく事故車に強い中小買取業者や廃車買取業者、パーツ販売業者など幅広く提携しています。

カーセンサーは最大30社の買取業者に同時依頼できるため、事故車でも値段をつけてくれる業者を見つけやすくなるでしょう。

人気の車一括査定の提携業者数比較

  • カーセンサー:約700社
  • MOTA:1,200社以上
  • ズバット車買取:200社以上
  • ナビクル:100社以上
  • カービュー:300社以上

またMOTAはオークションと車一括査定を融合したようなサービスで、申込んだクルマの情報を元に最大20社が概算査定額を入札、価格上位3社のみが直接利用者へ連絡できるというシステムになっています。

仮に車一括査定を申込んで「買いたい/実際に査定したい」という業者が殺到した場合、電話が連続でかかってくることになりますが、MOTAの場合上位3社からの連絡に限定されるため、やり取りの手間が軽減できるでしょう。

>>カーセンサーで愛車の最高額をチェック

>>MOTAで愛車の最高額をチェック

車一括査定のおすすめについては下記記事で詳しく解説しています。

【2025年最新】車一括査定はどれも同じ?おすすめランキング徹底比較と利用のコツ

ディーラー下取りはおすすめしない

車を売る方法として、ディーラーの下取りを思い浮かべる方も多いかもしれません。

ですが事故車の場合、ディーラーでの下取りは「下取り額が下がる・もしくは廃車費用がかかる可能性がある」点からおすすめしません。

ディーラーは新車・中古車販売を主な事業としており、再販が難しい事故車の下取りには消極的です。

損傷が激しい事故車の場合、下取り不可もしくは極めて低い査定額となってしまうでしょう。ディーラーがその車両を販売可能な状態まで修復するには多大なコストと時間がかかるためです。

また、事故後に修理を行っていない車両の場合、ディーラーは以下の点を考慮して下取り額を大幅に下げる傾向があります。

  • 修理にかかる人件費
  • パーツ代金
  • 修理にかかる工数
  • 修理後の品質保証リスク

場合によっては廃車処理の費用を請求され、かえってお金がかかることもあります。

上記の理由から、事故車の買取を検討する場合は、事故車・廃車専門の車買取業者と車一括査定の利用がおすすめです。

おすすめの事故車買取業者6選を紹介

事故車・廃車専門の買取業者は全国に数多く存在しますが、ここでは特に実績と信頼性の高い業者を紹介します。各社の特徴や強みも解説しますので、気になった買取業者に問い合わせしてみるのをおすすめします。

おすすめの事故車・廃車買取業者

  1. ソコカラ
  2. カーネクスト
  3. ハイシャル
  4. 事故車買取のタウ
  5. 廃車本舗
  6. 廃車王

ソコカラ

ソコカラ

ソコカラは、豊富な海外ネットワークや中間マージンをカットした自社オークションを活用することで、事故車でも高値買取が可能。

自社配送網で配送コストカットし、買取額に還元しています。本田圭佑さんを起用したテレビCMでも知名度が上昇しています。

  • 最低1万円買取保証キャンペーンの実施
  • 貿易相手国110カ国以上の海外ネットワーク
  • 自動車税の未経過分還付対応
  • 最短4営業日での代金振込み
  • 全国23拠点による効率的な運営体制
  • 複数の査定方法(出張・オンライン・電話・LINE)に対応

全国23カ所に営業所と物流拠点を配置することで、輸送コストを最小限に抑え、その分を買取価格に還元する仕組みを構築しています。廃車手続きやレッカー移動などの付随サービスはすべて無料で提供され、多走行車や車検切れ車両なども幅広く対応しています。

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カーネクスト

カーネクスト

カーネクストは、独自の海外ネットワークにより、需要のある国への輸出・パーツ販売、資源としてのリサイクルによって事故車にも価値を生み出し、高額買取を実現しています。

最近ではWBCの公式スポンサーで知名度も急上昇しています。

  • 全車両0円以上の買取保証
  • 全国13,000社以上の自動車関連事業者とのネットワーク
  • レッカー移動や各種手続きの完全無料対応
  • 電話一本での簡単な査定から契約完了
  • 全国対応可能(一部離島を除く)

カーネクストの大きな特徴は、独自の海外販売ルートを確立していることです。日本国内では廃車相当と判断される車両でも、海外市場でのニーズに応じて価値を見出し、より高額での買取を実現しています。

事故や故障による損傷が重度な場合でも、パーツ単位での再利用価値を適切に評価する体制が整っているため、他社で断られた車両でも買取可能なケースが多くあります。

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ハイシャル

ハイシャル

ハイシャルは、効率的なサービス提供と明確な価格保証が強みの廃車買取業者で、以下のような特徴を持っています。

  • 全車両0円以上の買取価格保証
  • 海外販売ネットワークの活用
  • 最短20秒での査定額提示
  • 実車確認後の減額なし保証
  • 自動車税還付金の確実な処理

独自のパーツリサイクルシステムと海外販売ネットワークにより、一般的な査定では低評価となる車両でも、適正な価格での買取が可能です。

また、車体買取価格に加えて自動車税の還付金も確実に還元される点が特徴です。

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事故車買取のタウ

タウ

累計取扱台数100万台以上という買取実績を持つタウは、以下のような強みを持っています。

  • 24時間年中無休の問い合わせ対応
  • 最短翌日での車両引取り
  • 世界100カ国以上への販売ネットワーク
  • オンラインでの事故車買取シミュレーション機能
  • 全国対応の無料出張査定(一部離島除く)

特に、世界中に展開する販売ネットワークの規模は業界トップクラスを誇り、国内需要だけでなく世界規模での需要に基づいた査定価格の提示が可能です。

また、Webサイト上の事故車買取シミュレーターにより、おおよその買取価格を事前に確認できる点も特徴です。

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廃車本舗

廃車本舗

創業17年の実績を持つ廃車本舗は、独自のインフラと効率的な運営体制により、以下のような特徴を持っています。

  • 国内3箇所(北海道・京都・滋賀)に自社リサイクル工場を所有
  • アジアを中心とした独自の海外輸出ルート
  • 中間業者を介さない直接取引による高価買取
  • 専門スタッフによる一貫したサポート体制

特に、自社でリサイクル工場を保有していることで、車両の状態に応じた最適な処理方法を選択し、パーツ単位での価値最大化を実現しています。また、あえて24時間受付を行わないことで人件費を抑制し、その分を買取価格に還元する方針を取っており、顧客視点に立った特徴的な取り組みといえます。

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廃車王

廃車王

廃車王は、全国150店舗以上のネットワークを持つ廃車買取の大手企業です。以下の特徴から多くの利用者に支持されています。

  • 買取から廃車手続きまですべて無料対応
  • LINEを使ったカンタン査定
  • 国内唯一の経済産業大臣認可取得
  • 全国各地での出張査定対応(一部離島を除く)
  • ディーラー、修理工場、レッカー会社からの引き取りにも対応

事故車・故障車・水没車・車検切れ車両・走行不能車など、状態が悪い車両全般に対し、豊富な査定実績を活かした適正評価により、買取を実現しています。

また、自社で一貫した買取・廃車システムによって、外部委託による余分な費用が発生しない点も特徴です。1990年の設立以来、30年以上の実績も安心材料といえます。

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事故車・廃車買取業者の選び方

上記でおすすめの事故車・廃車買取業者を紹介しました。あわせて、安心して任せられる・トラブルを防止できる事故車・廃車買取業者の選び方をお伝えしておきます。

廃車引取りではなく買取にしてくれるかどうか

事故による損傷が著しい場合には、廃車として処分することが選択肢になります。

廃車処分の方法には、「引き取り」と「買取」の2種類があります。引き取りの場合、処分費用を支払って車両の処分を依頼することになりますが、買取であれば逆に代金を受け取ることができます。

買取業者によって査定基準は異なりますが、以下のような要素が買取価格に影響を与えます。

  • 車両の年式と走行距離
  • 使用可能なパーツの状態
  • 国内・海外市場での需要
  • 資源としての価値

廃車予定の車両でも、パーツや鉄スクラップとしての価値があれば、手元にお金が残る可能性は十分にあります。解体や手続きの費用を差し引いても、プラスの査定額が期待できる場合は、積極的に買取を検討した方がよいでしょう。

買取額の内訳や手数料が明快かどうか

廃車買取の場合、中古車としての価値ではなく、パーツやスクラップとしての価値が重視されます。

そのため、見積書には各部品の評価額や手数料などが詳細に記載されているべきです。

廃車買取で査定額の根拠となる要素には、以下のようなものがあります。

  • 使用可能な部品の状態と価値
  • 素材としてのスクラップ価値
  • 解体や手続きにかかる諸費用
  • 運搬費用や保管料

トラブル防止のため、見積り相談時には上記のような費用内訳が明確に提示されているかを確認しましょう。

無料引取り・レッカー対応しているかどうか

事故車はエンジンがかからず自走できないケースもあり、運搬費用は大きな負担になります。

厳密にいえば、事故車であっても自走できるのであれば公道を走ること自体は可能です。しかし、車検で整備不良と判断されるほど破損していれば道交法違反になってしまいます。

そのため、明らかな事故車は自分で運転して買取業者に持ち込むべきではありません。(査定も持ち込み査定でなく出張査定がおすすめです)

そのため、無料でレッカー対応してくれる業者を選ぶことが重要です。特に以下のような対応が可能な業者であれば安心です。

  • 山間部や地下駐車場などの特殊な場所からの引き取り
  • 遠隔地でも追加料金なしの対応

また、一般的なレッカー業者に依頼すると数万円の費用が発生しますが、買取業者が無料引取り・レッカー対応していれば、この費用を節約できます。

リサイクル工場を持っているかどうか

買取業者選びでは、リサイクル工場の所有または提携関係があるかどうかも重要です。自社でリサイクル工場を持つ業者には、以下のようなメリットがあります。

  • パーツの再利用による付加価値
  • 効率的な解体処理によるコスト削減
  • 独自の販路による高価買取

特に海外に販路を持つ業者は、日本国内だけでなく海外のニーズも考慮した査定が可能なため、より高額な査定額を提示できる傾向があります。

仮に国内では需要の少ないパーツでも、海外では高い価値を持つ場合があるためです。

事故車買取の2つの注意点

最後に、事故車買取の注意点をお伝えしておきます。

  • 事故歴を隠すのはトラブルの元
  • 買取に出すなら修理は必要ない

特に、認識している事故歴を査定員に隠すのはNGです。できるだけ高額買取をしたいという気持ちは分かりますが、事故車であることを隠すことは重大なトラブルの原因になります。

事故歴を隠すのはトラブルの元

事故車を査定依頼する際に「査定額が下がる事故歴を申告したくない…」と考える方もいるかもしれません。しかし買取査定において、事故歴(修復歴)の申告は法的な義務です。

2020年4月1日の民法改正で、「瑕疵担保責任」は「契約不適合責任」へと変更され、売主が品質に負う責任はより厳格になりました。

この改正における重要な変更点は、契約不適合責任では「契約内容と異なるものを提供した場合に責任を負う」という広い概念が導入されたところです。

さらに買主の権利も拡大され、従来の「損害賠償請求権」「解除権」に加え、「追完請求権」「代金減額請求権」が新たに追加されています。

端的にいえば、事故歴を隠して売却した場合、多額の損害賠償請求や契約解除、代金減額請求などの法的問題に発展する可能性が高くなります。

事故車買取では、修復歴を正直に申告することが大前提です。

買取に出すなら修理を行う必要はない

買取を予定している事故車に対して、「修理した方が少しでも査定額が上がるのでは?」と思うかもしれませんが、費用と時間をかけて修理を行うべきではありません。

査定額だけを比較するなら、確かに骨格部分の損傷を修復済みの車両の方が、未修復の車両よりも高い査定額が期待できるでしょう。

しかし、修復済であっても「事故車」である事実は変わらないため、修理にかかった費用以上の査定額上乗せにはならないことがほとんどです。

大がかりな修理が必要となるような損傷の場合は、そのまま査定に出すのがおすすめです。

大手買取業者の多くは自社工場または提携工場を持っており、自前での修理体制を整えているからです。査定額には、買取後に業者側で行う修理費用も反映されていますので、わざわざ持ち込み修理をする必要はありません。

まとめ

Q. 事故車でも買取してもらえますか?

A. はい、事故車・廃車専門の買取業者であれば買取可能です。事故車であっても、以下の4つの流通経路で価値を生み出せます。

事故車・廃車専門の買取業者は、海外に向けた自社オークションを運営していたり、自社工場で修理し中古車として販売するといった柔軟な対応ができます。

  • 国内外オークションへの出品
  • パーツ供給源としての活用
  • 鉄スクラップ・資源としての価値
  • 海外への輸出(特にパキスタン、アラブ首長国連邦、ロシアなど)

Q. 事故車とは具体的にどのような車を指しますか?

A. 事故車とは、車両の「骨格部分(フレーム)」に大きな修復歴がある車を指します。以下、8つの構造部位の修復歴が該当します。

  • フレーム(サイドメンバー)
  • クロスメンバー
  • インサイドパネル
  • ピラー
  • ダッシュパネル
  • ルーフパネル
  • フロアパネル
  • トランクフロア

Q. 事故車を高く売るにはどうすればよいですか?

A. 以下の4つの方法によって、高額買取を目指せます。3つめの方法にある通り、高額買取には複数の業者を比較するのが有効です。

複数の事故車(廃車)専門買取業者に直接査定依頼したり、車一括査定を併用して、もっとも高い値段を付けた業者に売却しましょう。

  • 事故車専門の買取業者を利用する
  • 廃車買取業者を利用する
  • 複数の買取業者で相見積もりを取る
  • 車一括査定サービスを利用する

事故車・廃車専門の買取業者のおすすめは「ソコカラ」「カーネクスト」です。

Q. 事故歴は査定時に申告する必要がありますか?

A. はい、事故歴の申告は法的な義務です。2020年4月の民法改正で「契約不適合責任」が導入され、隠蔽した場合は損害賠償請求や契約解除などの法的問題に発展する可能性があります。事故歴は必ず正直に申告しましょう。

Q. 買取に出す前に修理した方がよいですか?

A. いいえ、買取予定の事故車は修理せずそのまま査定に出すのがおすすめです。

修復しても「事故車」という事実は変わらず、修理費用以上の査定額上乗せは期待できないためです。大手買取業者は自社で修理できる体制を整えているので、あえて修理する必要はありません。

Q. ディーラーでの下取りは選択肢になりますか?

A. いいえ、事故車の場合はディーラー下取りはあまりおすすめできません。

ディーラーは新車・中古車販売が主な事業のため、再販が難しい事故車の下取りには消極的です。極めて低い査定額となるか、逆に廃車費用を請求される可能性があります。

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