ハイエースをアウトドア仕様に!カスタムする際の注意点もご紹介します

再:ハイエース アウトドア

「ハイエースはアウトドアに適した車?」や「ハイエースのカスタムの実例を知りたい」こういった悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事を読めばこれらの疑問が解決します。
ハイエースをアウトドア仕様にカスタムしたい方は詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

ハイエースがアウトドアに向いている理由とは

ハイエースがアウトドアに向いていることはなんとなく想像できるかと思います。
しかし、ここではなぜ向いているのかを理由を添えて解説します。

3種類あるハイエースでアウトドアに向いているのはバンタイプ!

まずおさらいとして、ハイエースのラインナップを見ていきます。
ハイエースには大きく分けてバン、ワゴン、コミューターの3種類があり、それぞれに細かく分類されています。
まずバンタイプは主に商用車として荷物を乗せるために考えられた車です。
それ故に荷室は広く、定員は最大6名と人も荷物も積載できるオールラウンダーな車だと言えます。
またグレードやボディ幅、そしてルーフの形状など選択肢が多いのも魅力です。
次にワゴンは主に、乗用車として人を乗せるために考えられた車です。
最後にコミューターは最大14名が乗車できるため、マイクロバスのような目的で使われていることが多いです。
ハイエースのサイズ・定員数についてはこちら

用途は無限大な広々車内

バンタイプはビジネスカーに分類されます。
そのジャンルにおいては荷室空間がトップクラスの広さを誇ります。
そのため荷物の運搬やキャンピングカー、サーフィンなどのアウトドアを楽しむ方に好まれています。
例えばバンタイプのボディ幅は標準、グレードはスーパーGLの室内寸法は以下の通りです。

荷室長 3000㎜
荷室幅 1520㎜
荷室高 1320㎜

ちなみに、3000㎜を身近な物で例えると、横断歩道の線1本、サーフボードがすっぽり入るサイズとなっています。

悪路にも強い低トルクなディーゼルエンジン

バンタイプのエンジンにはガソリンとディーゼルの選択肢が用意されています。
実はディーゼルエンジンにはメリットがたくさんあります。
まず、ガソリンエンジンと比較すると燃費がいいことが挙げられます。
また燃料代が安価であること。さらに低速トルクに強く、スムーズで力強い発進加速が可能であること。
さらに低速トルクの太さはアウトドアのシーンではよくある悪路走破性の良さに直結します。
このようにガソリンエンジンにはない魅力がディーゼルエンジンには詰まっています。

フルタイム4WD

ハイエースの4WDはフルタイム方式が採用されています。
フルタイム4WDとは、4つの車輪が常時駆動する方式のことをいいます。
この他にパートタイム4WDなども存在しますが、より悪路に向いているのはフルタイム4WDになります。
やはり整地された路面より悪路を走行するほうが交通障害に出くわす確率が高まります。
もし使うシーンがアウトドアメインであれば時には悪路に遭遇することもあるかもしれません。
そういった場面では頼りになる車です。

純正で安心な車中泊仕様車

実はハイエースバンには純正で車中泊仕様が用意されています。
その名も「MULTI ROLE TRANSPORTER」。
形状やグレードが異なる豊富な8パターンから選べるのが嬉しいポイントです。
またさらにオプションでベッドキットやアウトドアには必須の補助バッテリーも選択可能です。
純正だからこそ、安心設計でアフターサービスも充実しています。
後々、車中泊仕様にするのがめんどくさいといった方にはぴったりの選択肢ではないでしょうか。

ハイエースが人気な理由とは?

ハイエースは1967年の発売以来、商用車市場を圧巻。ライバル不在の一強といっても過言ではありません。
なぜそこまで人気なのでしょうか。考えられる理由を解説します。

リセールバリューがいい

ハイエースは売却するときの価格が落ちにくいと言われています。
一般的に新車登録から3年経過で新車価格の50%にまで落ちるとされているところ、ハイエースであれば69%ほどに落ち着きます。
その理由のひとつに、日本のみならず世界中で需要があるためです。
エンジンや車体は頑丈で壊れにくいと評価されています。
ハイエースのリセールについてはこちら

耐久性に長けたタフなエンジン

ハイエースを一言で表すなら、「大きくてたくましい強い相棒」です。
車体の大きさは誰が見ても思うことでしょう。強いとは一体何のことかと言いますと、フレームやエンジン部分です。
一般的な乗用車のフレームはモノコック構造が採用されていますが、ハイエースはビルトインラダーフレーム構造といい耐久性に非常に優れています。
またディーゼルエンジンにおいても耐久性がずば抜けて優れており、設計上100万km走行できるほどのポテンシャルを秘めていると言われています。

オーナーのカスタムを実例紹介

車中泊カスタム

ハイエースの広々空間を最大限に活かすアウトドアといえば車中泊ではないでしょうか。
近年のブームにあやかりSNSやYouTubeでもいろんな方が車中泊仕様にカスタムされています。
そんなブームを後押しするようにショッピングサイトでも車中泊のグッズが数多く発売されています。
ハイエース車中泊でおすすめのカスタム方法についてはこちら

釣りカスタム

釣りが好きな方にもハイエースはおすすめです。
なぜなら天井が高くスクエア型なので車内ルーフに専用のロッドホルダーがぴったり取り付けることができ、隙間なく釣り竿を保管できます。
さらに釣り仕様にカスタムされたハイエースも販売されているので気になるかたはチェックしてみてください。

カスタムする際の注意点

ハイエースに限らず、カスタムは時に悪循環を生む要因になります。
そうならないためにも抑えておくポイントを紹介します。

行き過ぎたカスタムは禁物(リセールバリューを大幅に下げる行為となります)

どんな車にも言えることですが、行き過ぎたカスタムは売却するとき不利になることがあります。
なぜなら、カスタムは好みが分かれるからです。
良かれと思ってつけたパーツが他人が好むかはわかりません。
し気に入らなければその車は買取されないのです。
今後売却する予定がある人は気をつけましょう。

荷を乗せたままにしない(置き場の切迫、燃費悪に繋がる)

車中泊やアウトドア仕様にカスタムすると、自ずとパーツが増え、車両の重量が重くなります。
車両の重量が増加すると燃費の悪さに繋がります。
また、車内が物であふれると居住性が急降下します。
よって普段使わない荷物は下ろすなど、常に車内は整理整頓し清潔を保ちましょう。

快適性と利便性を優先する

まず、カスタムと引き換えに何が得られるのかを考えてみてください。
もし、カスタムすることで表面上の見栄えはよくなっても、居住性や快適性が失われてしまうと本末転倒です。
第一に車の存在意義は移動するための手段であり、そこでは乗車する人に快適な空間を提供すべきだと考えています。
よって、カスタムするにしてもマイナスにならないようにしましょう。

まとめ

今回はハイエースのアウトドアについて解説しました。
3種類あるハイエースの中でもバンタイプが一番アウトドアに適した車だといえます。
一言でアウトドアと言ってもいろんな遊び方があるかと思います。
この記事を参考に自分の理想像をイメージしながらカスタマイズしてみてください。

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