足回りのチェックは入念に・・・/GR8大府店
こんにちは。大府店の宮坂です。
GR8はGW期間も元気に営業致します!
どこか遊びに行くついでに車も見に来ませんか?
さて今日はちょっと真面目なおはなし。
先日車検でお預かりしたハイエースの整備をしている際に見つけてしまったモノ・・・。
上記2枚は「バンプストッパー」と呼ばれるパーツ。
段差を乗り越えたとき等に衝撃を和らげる役割だけでなく、フレームに当たってしまう箇所を保護しています。
フロント用・リア用でそれぞれついていますが、こちらはリア用。
ローダウン車両に合わせた社外のストッパーを取付されていましたが、10年以上の仕様でボロボロに・・・。
運転席側のはストッパー本体がもげてしまっており、最早意味を成していない状態に・・・。
お客様にご連絡をし、新品のストッパーに交換させて頂きました。
こちらは去年の夏頃、同じく車検でお預かりした車。運転席側タイヤハウスの中にある「レゾネーター」というパーツです。
外から取り込んだ空気をエンジンに送る途中にある、樹脂製のタンクの様なパーツなのですが、写真では傷ついて穴が空きかけています。
これはインチアップしたホイールをつけていたりローダウン車両などで起こりうる症状で、ハンドルを切った際にタイヤがこのレゾネーターまで干渉してしまい、削る形で穴を空けてしまう・・・というものです。
この穴から砂や小石を吸い込んでしまうとエンジンにまで到達してしまい、最悪走行不能に陥る可能性もあります。
レゾネーターは走行中の音を押さえる目的のパーツなので外してしまっても実は問題ありません。
「レゾネーターキャンセラー」というキャップ状のパーツに交換することで解消する事が出来ます。
同じ車両でこちらはタイヤに刺さってしまった、何かの金属片。
これは他のどんな車でも起こりうる症状ですね・・・。容易に想像できますね。パンクの原因になります。
上に挙げた写真、全部足回りのパーツです。
要するに何か不具合があった際、重篤な症状が出る可能性があるものばかりです。
「足回りなんだからそりゃそうだろ」と思われるかもしれませんが、以外と気にせず走ってる人って多いんじゃないでしょうか。
車検やカスタム等で車を預けられる際、ちょっとでも不安に感じたら足回りや下回りのチェックもお願いしてみてください。
意外と車がケガしてる場所、あるかもしれませんよ・・・。