トヨタ ハイエースの駆動方式は?それぞれのメリット、デメリットもご紹介!
車は、2WDと4WDの2つの種類があります。
ハイエースの購入を検討している方はどちらを購入したらいいのか悩む方は多くいると思います。
今回は、ハイエースの駆動方式についてやメリット、デメリットについてご紹介していきます。
Contents
ハイエースのスペックをご紹介!
まずは、ハイエースの駆動方式についてご紹介していきます。
トヨタ ハイエース200バン
販売時期 | 2004年8月〜現在 |
エンジン・排気量 | ガソリン:2.0L、2.7L ディーゼル:3.0L |
燃費 | ガソリン:9〜11.4km/L ディーゼル:10〜14km/L |
タンク容量 | 70リットル |
長さ | 4,695〜5,380mm |
幅 | 1,695〜1,880mm |
高さ | 1,980〜2,285mm |
車両重量 | 1,610〜2,000kg |
定員 | 3〜9人 |
駆動方式 | 2WD or 4DW |
新車価格 | 1,990,000〜3,680,000円 |
トヨタ ハイエース200ワゴン
販売時期 | 2004年8月〜現在 |
エンジン・排気量 | ガソリン:2.7L |
燃費 | 8.9〜9.7km/L |
タンク容量 | 70リットル |
長さ | 4,840〜5,380mm |
幅 | 1,880mm |
高さ | 2,105〜2,285mm |
車両重量 | 1,970〜2,150kg |
定員 | 10人 |
駆動方式 | 2WD or 4DW |
新車価格 | 2,700,000〜3,820,000円 |
トヨタ ハイエース200コミューター
販売時期 | 2004年8月〜現在 |
エンジン・排気量 | ガソリン:2.7L ディーゼル:3.0L |
燃費 | 8.9〜10.2km/L |
タンク容量 | 70リットル |
長さ | 5,380mm |
幅 | 1,880mm |
高さ | 2,285mm |
車両重量 | 2,070〜2,220kg |
定員 | 14人 |
駆動方式 | 2WD or 4DW |
新車価格 | 3,030,000〜3,480,000円 |
ハイエースの駆動方式は?
駆動方式とは、エンジンの力をタイヤに伝える方法のことを言います。
エンジンの位置と駆動輪の位置によって駆動方式は分類されます。
ハイエースには、2WDと4WDの2種類の駆動方式が存在します。
ここでは、ハイエースの駆動方式についてそれぞれご紹介していきます。
ハイエース2WD(FR)
2WDとは、4つのタイヤのうち2つのタイヤに力を伝えて駆動させる方式のことを言います。
ハイエースの2WDは、後輪を回転させるFR方式を用いています。
ハイエース4WD
4WDとは、4つのタイヤのうち4つのタイヤに力を伝えて駆動させる方式のことを言います。
ハイエースの4WDは、4つのタイヤを回転させるフルタイム4輪駆動方式を用いています。
ハイエースの2WDと4WDのメリット、デメリットをご紹介
ハイエースの2WDと4WDそれぞれにメリット、デメリットが存在します。
使用用途によって駆動方式を選ぶことで維持費や価格などのコスト面を抑えられたり、快適な走行をすることができたりします。
ここでは、ハイエース2WDと4WDそれぞれのメリット・デメリットやおすすめの駆動方式についてご紹介していきます。
2WDのメリット
ハイエース2WDのメリットは、次の2点があげられます。
・車両の価格が安い
・燃費がいい
2WDは、4WDと比べると部品の点数が少なく車両重量が軽いので燃費が良くなります。
更にハイエース2WDは、4つのうち後ろタイヤ2つにエンジンの力を伝えるだけなのでエンジンの負担(摩擦抵抗など)が4WDの半分という事になり燃費面で有利となります。
また、パーツの数が4WDより少ないので車両価格も40万程度安くなります。
2WDのデメリット
ハイエース2WDのデメリットは、次の2点があげられます。
・直進時の安定性がない
・悪い道の走行に弱い
4輪に力を伝える4WDに比べ2輪に力を伝える2WDは、悪い道の走行が弱いと言えます。
雪道やぬかるんでいる所にはまると4WDより抜け出しにくいといった傾向があります。
また2WDは、4つのタイヤのうち後ろ2つのタイヤしか前に進もうとしないので高速道路などの直進時に安定性がないという点もデメリットとしてあげられます。
2WDがおすすめの方
ハイエースの2WDがおすすめの方は、雪の降らない地域でハイエースを活用する方です。2WDは、燃費面も優れているため市街地を主に走る方にとってはおすすめとなっています。
また、車両自体の価格も4WDに比べ安いのでコスト面を抑えることができます。
4WDのメリット
ハイエース4WDのメリットは、次の3点があげられます。
・場所を選ばず走れる
・売る時に高く買取をしてもらえる
・直進時の安定性がある
4WDの最大のメリットと言えば、走行性の良さです。
4WDは、4つのタイヤにエンジンの力を伝えるので悪い道の走行に優れています。
滑りやすい道でも4つのタイヤでしっかり前に進もうとしてくれるので安定した運転ができます。
ハイエースの4WDは、ビスカップ方式のフルタイム4WDとなっており、悪い道や滑りやすい道でも効率よく動力を配分してくれます。
また、売却する時にも4WDは雪国で需要があるので2WDより高く買取をしてくれる傾向にあります。
4WDのデメリット
ハイエース4WDのデメリットは、次の3点があげられます。
・車両価格が2WDに比べて高い
・車両重量が増え燃費が悪い
・カスタマイズの幅を絞られる
4WDは車両のパーツが多いため2WDより車両の価格があがります。
また、パーツが増えることで車両重量が増し燃費も2WDに比べると悪くなってしまいます。
4WDがおすすめの方
ハイエース4WDは、4輪全てに力を伝えタイヤを動かすため、走行時の安定性に優れています。
そのため、雪国の地域や悪路を走行する人におすすめです。
ハイエースの燃費を駆動方式やディーゼル、ガソリンで比較!
ハイエースを購入する時、駆動方式による燃費なども気になる方は多くいると思います。
ここでは、ハイエース特別仕様車スーパーGL”DARK PRIMEⅡ”の燃費を駆動方式やディーゼル、ガソリンで比較していきます。
<ハイエース特別仕様車スーパーGL”DARK PRIMEⅡ”>
2WD | 4WD | |||
2700ガソリン | 2800ディーゼル | 2700ガソリン | 2800ディーゼル | |
燃費 | 9.6km/L | 12.8km/L | 9.0km/L | 12.7km/L |
価格 | 3,555,300円 | 3,927,900円 | 3,854,300円 | 4,229,100円 |
2WDと4WDで燃費の差はそこまで大きく変わりません。
ですが、車体価格は30万程度差があるので購入時のデメリットとなるかもしれません。
ただ4WDの場合、走行時の安定性に優れているためその分の費用を払う価値はあるので使用用途をよく確認して検討することが大事です。
ハイエース 2WDと4WDの価格を比較
購入を検討している方は2WDと4WDでどのくらいの価格差があるのかという部分も気になるところだと思います。
車種やグレードによって前後はしますが、新車でハイエースを購入する場合、4WDの方が2WDより40万前後高く設定されています。
ハイエース2WD、4WD中古市場での人気は?
ハイエースは、中古車としても需要があり、リセールスバリューが高いことでも知られています。
実際、中古車市場でハイエースの2WDと4WDではどちらが人気なのかというところですが、4WDは雪が降る地域や山間部の地域で需要が高くなっています。
一方2WDは、雪が降らない地域で市街での利用を考えている方に需要があります。
またハイエースは、新車で購入する場合4WDの方が40前後高いですが中古で購入する時は価格差40万円が反映する訳ではありません。
まとめ
ハイエースの2WDと4WDどちらもメリット・デメリットがあり、利用する環境や用途によって選択すべき駆動方式は変わってきます。
雪道や路面の状態が悪い道での走行をする場合は4WDがおすすめとなっており、市街の走行を目的としているのであれば価格面も抑えられるため2WDがおすすめとなっています。