アドブルーの供給が正常化しました!!
こんばんは!!
先週は暑いくらいでしたが、急に冬に逆戻りですね💦
個人的には寒いくらいがちょうどいいのですが…
さてさて、昨年から続いていたアドブルーの高騰がようやく
落ち着いてきました。
そもそもアドブルー騒動の発端は米中摩擦が要因でした。
米国に同調したオーストラリアが中国に対して貿易や外交で態度を硬化させたことから、
中国側が報復措置として石炭の輸入を停止。
これにより尿素の原料であるアンモニアの生産量が低下したことで尿素の輸出を制限した事が原因でした。
これで一番困ったのは韓国です。というのも韓国は尿素のほぼすべてを中国からの輸入に頼ってきたからです。
このあたりは半導体の製造に必要な原料を日本が輸出規制したことに似ています。
しかしアドブルーの場合、工場で使う原料や薬剤ではなく物流の現場、トラックに直接使うモノだけに経済を直撃してしまいました。
急遽日本からアドブルーを輸入しようと商社などが買い集めため、日本国内の供給量にも影響が出た模様。
そして、それを聞きつけた転売ヤーが市場に残るアドブルーを買い占めに走ったこともあり、
品薄状態に拍車がかかってしまいました。一時的に日本国内でも供給不安に陥ってしまいました。
それにしても一時期の某オークションサイトなどでアドブルーが販売されていましたが、20リットルで4万円などと
とんでもない価格でしたね。
流通の要であるトラックはアドブルー利用比率が高く、冷や冷やしてしまいました。
通常は国内生産だけで賄えるので、今回のような騒動がなければ安定して供給できると思います。
ハイエースや新型のキャラバンにもアドブルーが使用されており、今後も幅広く利用されることが見込まれます。
ガソリンスタンドやカー用品の量販店、ネットなどでも販売されていますが価格は統一されていない感はありますが
必需品でもあるので安価で流通されていくことを望みます。
それでは!!