裏ワザ手順を公開!車一括査定をメールのみ・電話なしで利用する2つの方法
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車を高く売る方法としてよく知られている「車一括査定」は、ネット上で簡単な情報入力をするだけで、複数の車買取業者に一度に査定依頼ができるサービスです。
近隣の車買取店を自分で探す手間が省け、複数の買取業者が競争することで高額査定を引き出せる可能性が高いため、車を売る際には車一括査定を利用する方が多くいます。
しかし、車一括査定の大きなデメリットとして「申込直後からの鬼のような電話ラッシュ」があります。
送信されたクルマの情報だけでは正確な査定額が出せないため、買取には実際に出張査定など車を確認する必要があります。その予約は早いもの勝ちのため、車買取業者は1分1秒を争って電話をかけてくるわけです。
しかし、利用者の方からすれば着信履歴があっという間に埋まり、電話が何度もかかってくる状態は非常にストレスになります。
ナビクルとかいう中古車一括査定サイトに登録した結果。1時間足らずで電話がこんなに。仕事中にこんなことされたら絶対いい印象ないからな。お前んとこでは絶対に売らん。 pic.twitter.com/kZamlYlek0
— AA StyleS (@aastyles1986) November 24, 2019
車買取の一括査定に電話したら、迷惑電話並みにかけまくってくるんだが?希望時間を伝えたはずやし、それ以外で折り返しできんてことは仕事中(もしくは用事)ってぐらい考慮できんの?そんな会社と取引する気にならんよね。 もう全部お断りしますのでご了承ください😡😡😡 pic.twitter.com/EzTRNkuk2N
— たいたん@山で野菜を育てたい (@taitan_Foot) August 26, 2019
なので「車一括査定はメール連絡で完結できないの?」「電話をなしにはできないの?」というのは当然の疑問でしょう。
結論からいうと、車一括査定では電話を完全になしにすることはできません。
しかし、メールでの連絡を希望する・電話がかかってくる件数を極力減らすことはできます。
この記事では、車一括査定でメール連絡を指定する方法・電話を減らす効果的な方法をお伝えします。
Contents
【カーセンサー限定】メール連絡を希望する
まず、メール連絡希望を伝える方法をお伝えします。主要な車一括査定サイトの中で、申込み時にメール連絡を具体的に記載できるのは「カーセンサー」のみとなっています。
手順(1)申込フォームに「メール連絡希望」と記載する
カーセンサーの申込みフォームでは、入力の途中で追加情報を記入できる画面が表示されます。(スマートフォン、PCどちらの場合でも同様の手順で進められます。)
下記、車両情報入力欄に「その他」という項目がありますが、これはオプション等の特記事項や査定にあたってのアピールポイントを記載するところなので、間違えないようにしましょう。
下記画像のように、「+任意項目:売却希望時期など」という項目をタップまたはクリックすると、追加情報入力画面が開きます。
この画面内の「連絡希望時間帯」欄に、「メールでの連絡を希望します」と記入します。
この内容を確認した車買取業者はメールでの連絡を優先してくれる可能性が上がります。しかし、これだけでは鬼電対策として完全ではありません。
というのも、これはカーセンサーが「メール連絡を指定できる」機能として提供しているものではないからです。カーセンサーの申込フォームに備考欄があるため、それを利用してメール連絡希望の旨を記載するという方法になります。
連絡方法を指定することはできず、メール希望の記載を確認するかどうか・また要望にあわせて電話を控えるかどうかは車買取業者次第、という点に注意してください。
手順(2)ガリバーなど自動発信の買取業者を除外する
前述のとおり、備考欄にメール希望と書いただけでは、電話がなくなる可能性は低いです。大手車買取業者の中には、オートコールシステム(自動電話発信)を導入している企業があります。
これは、査定申込を受け取った瞬間に、コールセンターから自動で電話がかかってくる仕組みになっています。つまり、メール連絡を希望します、と書いても確認されることなく電話がかかってくるわけです。
確認できる限りでは、以下の3社がオートコールシステムを採用しています。
買取業者からの電話をできるだけ減らしたい場合は、申し込み時にこれらの業者を除外することで、ある程度電話を抑制することができます。カーセンサーでは、一括査定申込時に査定依頼する業者を絞りこむことができます。
車両情報に加え、氏名・連絡先・住所地を入力した後の確認画面で、査定依頼をする業者が近い順に表示されます。
ここにガリバー、ネクステージ、WECARSが含まれていたらチェックを外すことで、オートコールで電話がかかってくることを避けられます。
申込時に「メール連絡希望」と記載できるのはカーセンサーのみですが、車買取業者の絞り込み機能を有している車一括査定は他にもあります。下記に、人気の車一括査定における、買取業者の絞り込み可否の一覧をまとめました。
車一括査定 | 買取業者を絞り込み可能 | 特徴 |
---|---|---|
カーセンサー | 〇 | 自分で買取業者を選択できる |
MOTA | 〇 | 直接連絡は入札上位3社に絞られる |
ズバット車買取 | 〇 | 自分で買取業者を選択できる |
ユーカーパック | △ | オークション形式のため営業電話なし |
楽天Car車買取 | △ | オークション形式のため営業電話なし |
カービュー | 〇 | 自分で買取業者を選択できる |
ナビクル | × |
電話なし・メール連絡のみにするデメリット・注意点
ここまでカーセンサーを利用して、車一括査定をメール連絡優先にする方法、電話を減らす方法をお伝えしてきましたが、それには利用上の注意点やデメリットも存在します。
メール連絡希望しても電話がかかってくることがある
「メール連絡のみ、電話連絡なしにしたい」という理想的な回答とは違ってしまいますが、車一括査定で電話をゼロにすることは実質不可能です。
例えば、「メール連絡を希望」と書いても、それはあくまで備考欄に希望を書いているのみです。車買取業者がその内容を確認するとは限りません。
カーセンサーの一括査定に試しに無料査定申し込んでみて「電話はとれないのでメールで連絡ください」と書いたのに送信した瞬間にむちゃくちゃ何件も電話きた
— MADSUN@低浮上🌞2y♀4y♂ (@MADSUN14077406) August 25, 2022
熱心なことだがかんべんしてくれ
ちなみにまだ売る気はない
そういえばやったことないから車の一括査定出してみたんだけど、備考欄にメールで連絡してください。って書いてあるのにガンガンコールしてくるし本当に常識ない メールアポ無しの営業に電話で人格否定するだけの作業だろコレ 文字も読めない奴が大金取引してると思うと鳥肌立ちますね。きもい pic.twitter.com/n4cHsHAdCb
— べりぃ (@Berry_V8EK) March 7, 2022
車を手放すか迷って一括査定とか出来心で申し込んだら、返事はメールって書いてあるのにガンガン電話来て、それだけでもうやり取りする気も売る気も失せてくる😂
— わとさん@doll9年生突入🎂たまにポケモンハンター🏇 (@watson_toad) November 26, 2022
愛着あるからまだ手放したくないのが本音だけど、乗れてないなら車のためには売るべきなのかな…🚘️
上記のようなケースでは前述のオートコール(自動発信)を採用している車買取業者の可能性も考えられますが、そうでなくても電話がかかってくる可能性はあります。
メール連絡の旨を単に見落とす可能性も考えられますし、分かっていても電話で連絡を試みるパターンもあるでしょう。業者間で実車査定の機会は早いもの勝ちという関係上、いつ返事がくるか分からないメール連絡よりも、すぐアポが取れる電話を優先したいと考えるのは自然なことといえます。
そのためメール連絡希望は「電話を少しでも減らすための方法」と考えた方がよいでしょう。
メール連絡だと買取に時間がかかる
車一括査定でメール連絡を指定した場合、買取までにかかる時間が長くなる可能性があります。
電話であれば、出張査定の日程調整や車両状態の確認などリアルタイムで進められるのに対し、メールでは1つの内容につき最低でも1往復のやり取りが必要です。
また、車買取業者が電話をかけてくるのは、少しでも早く以下のような内容を確認・調整したいからです。
これらをメールで確認する場合、業者が知りたい内容が不足していたときは、何度かやり取りが必要になるでしょう。例えば、査定日の候補を提示されても都合が合わない場合は、再度日程調整が必要になります。
また、車買取店スタッフの業務状況によっては、メールの確認や返信にタイムラグが生じることもあります。特に夕方以降や週末は、返信が翌営業日になることも少なくありません。
大手業者を外すことで査定額が下がる可能性
先ほど自動電話発信(オートコール)システムについてお伝えしましたが、このシステムを導入している「ガリバー」「ネクステージ」「WECARS」は、中古車業界を代表する大手企業です。
これらの企業は
などの要素があり、電話や営業が多少強引という声もあるものの、依頼すれば高額査定につながりやすいのも実情です。
電話連絡を避けるためにこれらの大手買取業者を除外してしまうと、高額な査定機会を逃す可能性があります。
最高額での買取を目指したい場合、これら大手買取業者のうち、少なくとも1社は依頼先に含めることをおすすめします。
情報不足により正確な査定額にならない可能性
メールのみでの連絡の場合、車両の詳細情報を伝えることが難しくなり、結果として査定額に影響を及ぼす可能性があります。
車買取業者は通常、サイトで入力送信されたクルマの情報に加えて、車両の使用状況や過去の修理歴、整備状況や純正オプションの有無のような情報を事前の連絡段階でも簡単に聞き取りします。
これらの情報をすべてメールで正確に伝えようとすると、文章を打つ手間がかかる上、細かいニュアンスが伝わりにくいというデメリットがあります。
また、情報の書き漏れやちょっとした表現の違いによって、査定員が実際の状態と異なる理解をしてしまう可能性があります。
車査定では「不明なものはないものとして評価する」ということが多いものです。(例えば、車の外装の汚れがひどくキズの状況が判断できない場合「汚れを取ったら綺麗だろう」ではなく「汚れが取れてもキズがついているかも」という前提で評価します)
そのため、情報の伝達不足があると、査定額が実際の状態より下がってしまう可能性があります。
ここまでお伝えしてきたとおり、最高額で車を売るなら現実的にメールのみ/電話ゼロにするのは難しいのが正直なところです。そのため、電話をできるだけ減らす対応をしつつも、下記のコツを実践することで電話のストレスを減らし・電話を即効で終わらせることができるかもしれません。
業者からの電話なし(2)オークション形式のサービスを利用する
電話を減らす方法として、「オークション形式の車一括査定を利用する」という方法があります。オークション形式は、一般的な車一括査定と異なり、車買取業者からの直接の電話連絡が発生しません。
必要な連絡は全てオークション運営会社のスタッフが担当するため、まったく電話なしにはできないものの、ひっきりなしにかかってくる営業電話から解放されます。
「1社だけとのやり取りなら許容できる」という方も多いのではないでしょうか。
オークション形式のサービスとしては以下の3つがおすすめです。
オークション形式では、車買取業者がオンライン上で入札を行う方式を採用しています。実際の利用手順は主に以下の5ステップです。
カーセンサー
中古車検索サイト大手のカーセンサーが提供する車一括査定では、申込時に「通常の車一括査定」と「オークション形式」どちらも選ぶことができます。
トップページに「売却方法」を選ぶ箇所があります。デフォルトでは「一括査定」が選択されていますが、「オークション」をクリック・またはタップすることでオークション形式に変更できます。
または申込フォームの最後に、「売却方法を確認してください」という項目があります。「オークション」にチェックを入れることで、オークション形式が利用できます(ここで選ぶことで、車一括査定との同時申込も可能です)。
オークション形式は、後述のユーカーパックのシステムを利用しています。
通常の車一括査定も参加業者数は約700社、最大査定数30社は、他社の車一括査定サービスと比較しても多いため、業者間の競争によってより高い査定額を目指す方は利用して損はないと思います。
楽天Car車買取
楽天Car車買取はオークション形式のサービスで、全国2,000社以上の提携業者によるネットオークションで買取価格が決まります。
楽天グループがネットオークションを提供していたカープライス(2020年に「楽天Car」ブランドに統合)を買収しサービス開始しました。
オークション形式で中間マージンをカットすることで高額買取を実現し、公式HPでは「他社価格に対して平均25万円アップ※」と謳っています。※2021年9月売却実績のうち売却額200万円台から算出
楽天グループという強みを活かし、楽天モバイルなどの楽天サービスと連携したポイントキャンペーンも実施しています。
一方、次に紹介するユーカーパックが成約時手数料が無料なのに対して、楽天Car車買取は成約手数料2.2万円(税込)がかかる点、出品後のキャンセルは違約金がかかる点に注意が必要です。
ユーカーパック
ユーカーパックは、オークション形式の車一括査定サービスを最初にはじめた元祖です。8,000社以上が参加するオークション形式で買取価格が決まり、参加業者数も増加傾向にあります。
査定後のやり取りはユーカーパックのみで、買取業者と直接連絡をする必要がないため、大量の電話に悩まされずに済みます。
また、ユーカーパックは、成約した時の手数料がかからず、売却決定後の手続きをお任せにできるのもうれしいポイントです。
一方、オークション形式の都合上、楽天Car車買取と同じように正式出品後キャンセルをする場合は違約金がかかる点に注意してください。正式出品前、または出品後でも最低希望価格に到達しなかった場合は無料でキャンセルが可能です。
車一括査定とオークションの違い
オークション形式は、複数の車買取業者による競争入札という点では従来の車一括査定と共通していますが、以下のような特徴・違いがあります。
通常の車一括査定 | オークション形式 | |
---|---|---|
電話連絡 | 業者を絞り込んでも電話を完全にはなくせない | オークション運営会社のみとの連絡 |
査定方式 | 各買取業者による個別の査定 | 専門スタッフによる1回の査定(詳細確認のため時間がかかる) |
査定額 | 直接交渉の余地があり、より高額査定を引き出せる可能性が高い | 透明性は高いが、直接交渉の機会がないため、最高額を引き出しにくい |
手数料 | 手数料なし | 成約手数料が発生する場合あり |
オークション形式は、面倒くさい電話ラッシュを避けたい方や、1社のみとのやり取りで効率的に売りたい方に特に合っています。
しかし、オークション形式では窓口が一本化できる一方、車買取業者との直接交渉ができないため、最高額を引き出しにくいのが実情です。
また、オークション形式では成約手数料が発生するサービスもあります。各車一括査定サービスの特徴と手数料体系をまとめると以下の表のようになります。
サービスの仕組み | 手数料 | 備考 | |
---|---|---|---|
カーセンサー | 通常の車一括査定とオークション形式を選択可 | 成約手数料なし | オークション形式はユーカーパックのシステムを使用 |
MOTA | 入札上位3社のみが直接利用者と連絡できるハイブリッド型 | 成約手数料なし | 上位3社は申込の入力情報から概算査定額の入札で決まる |
ズバット車買取 | 通常の車一括査定 | – | |
楽天Car車買取 | オークション形式 | 成約手数料2.2万円 | |
ユーカーパック | オークション形式 | 成約手数料なし | |
ナビクル | 通常の車一括査定 | – | |
カービュー | 通常の車一括査定 | – | |
CTN車一括査定 | 通常の車一括査定 |
車一括査定のおすすめは下記記事でも詳しく解説しています。
【2024年最新】車一括査定はどれも同じ?おすすめランキング徹底比較と利用のコツまとめ
Q:車一括査定で電話をなくす/メールのみにする方法は?
A:車一括査定で電話をなくす/メールのみにする方法は、主に以下の方法があります。
しかしこれらの方法でも電話を完全になくすことは出来ず、また車を売るなら電話連絡は半ば必須となっています。
そのため、着信や応対する業者の数をできるだけ減らす方法として上記を使ってみてください。カーセンサーは上記のメール希望とあわせて、査定依頼をする買取業者の絞り込みも直感的にできるためおすすめです。
Q:車一括査定とオークション形式の違いは?
通常の車一括査定とオークション形式には、下記のような違いがあります。
通常の車一括査定 | オークション形式 | |
---|---|---|
電話連絡 | 業者を絞り込んでも電話を完全にはなくせない | オークション運営会社のみとの連絡 |
査定方式 | 各買取業者による個別の査定 | 専門スタッフによる1回の査定(詳細確認のため時間がかかる) |
査定額 | 直接交渉の余地があり、より高額査定を引き出せる可能性が高い | 透明性は高いが、直接交渉の機会がないため、最高額を引き出しにくい |
手数料 | 手数料なし | 成約手数料が発生する場合あり |
オークション形式は運営会社のみとのやり取りになるため電話のストレスは少ないですが、出品後は結果を待つのみとなり、車買取業者との直接交渉による高額査定は狙えない点に注意してください。
また近年では、車一括査定とオークション形式のハイブリッド式サービスも生まれています。MOTAは基本的な仕組みは車一括査定ですが、申込時に送信した車両情報から参加業者が概算査定額を入札し、上位3社のみしか利用者と直接電話連絡ができないようになっています。
3社かつ高く買ってくれる可能性のある買取業者なら電話連絡も我慢できる、という方におすすめのサービスです。