車一括査定は本当に評判が悪い?ネガティブな口コミの理由と対処方法を解説

車一括査定は本当に評判が悪い?ネガティブな口コミの理由と対処方法を解説

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車一括査定は、売ろうと思っている車の車両情報やあなたの連絡先・住所を入力し送信することで、近くの車買取店に査定依頼を一斉送信できます。

買取店に一件ずつ問い合わせをする手間が省け、また買取業者同士の競争が生まれることで、下取りよりも高く車を売れる可能性が高くなっています。下取りより何十万も買取額がアップした、という事例も珍しくありません。

その点から、一度利用した人は車の買い替えのたびに毎回利用することも珍しくありません。

しかし、気になるのが実際に利用した人の評判や評価だと思います。

「車一括査定って本当に利用して大丈夫なの?」「車一括査定の実際の評判はどうなの?」と疑問に感じているのではないでしょうか。

車一括査定を利用した方からの評判は、ポジティブなものネガティブなもの、どちらも存在しますが、その中でも特に多いのが

  • 思ったより車が高く売れたというプラスの評判
  • 買取業者からの電話ラッシュに悩まされるというマイナスの評判

の2つです。

特に後者は車一括査定のデメリットとして最も大きいものと言ってもよいものです。しかし昨今では、車一括査定サイト側でもこのデメリットを解消すべく、さまざまな取り組みを行っています。

賢い利用方法を知っておくことで、デメリットを回避して最高額で車が売れる可能性が高まります。

本記事では、実際に国民生活センターに報告されているトラブル事例・評判も参考に、業界に精通した筆者の視点から「車一括査定の本当の評判」「デメリットを回避して車を高く売る方法」をわかりやすく解説します。

車一括査定の仕組みをカンタンに紹介

車一括査定の仕組み

前述のとおり、車一括査定とは、近隣の車買取業者に一括で査定依頼ができるサービスです。車一括査定サイトの入力フォームに車種・年式・走行距離などの車両情報、氏名や連絡先、住所といった利用者の情報を入力し、送信することで、最大10~30社などに一括査定依頼ができます。

その後、買取業者が実車査定をおこない査定額を提示されるので、最も高い査定額の買取業者を選ぶことで、高額買取が実現できます。

注意点として、オンラインで入力した車両情報だけでは詳細な査定額を算出できない(相場データや概算査定額程度)ため、査定日を調整し、査定業者による実車査定をおこなう必要があります。

実車査定は車買取業者と交渉し、最高額を引き出す場でもあります。実車査定に時間を取りたくない方、業者の競争により最高額を引き出したい方は「同じ査定日・時間帯を指定し、一斉に実車査定をおこなってもらう」というワザもあります。

口頭だけではない証明や疑似的なオークションとして、名刺の裏に一斉に査定額を書いてもらうというテクニックも有効ですね。

車一括査定のよくある評判

車一括査定のよくある評判

そして、車一括査定でよくある評判は下記の4つです。

  1. 買取業者からの電話が多い
  2. 営業が強引・しつこい
  3. 思っているより車が高く売れた
  4. 車買取業者が電話してこない

(1)買取業者からの電話が多い

車一括査定を申込むと、数分後に買取業者から電話がかかってきます。それも1つや2つではなく、1分置きに何社もが電話してくる、という状況が珍しくありません。

たとえばX(旧Twitter)で「車一括査定」と調べると、「電話が多い」「着信が多くて驚いた」という内容を見つけることができます。

その理由は、「車買取業者は早いもの勝ちで査定日程を決めたいから」です。入力された車両情報だけでは、正確な査定額を算出することができず、買取ができません。

そのため、実際に車を見て査定する機会が必要なわけです。当然、他社にも同時に査定依頼が届いていることを知っていますので、予定が埋まってしまう前に、そして他社より先んじて実車査定をするために、連絡がつくまで何度も電話をかけてくる、というわけです。

買取業者によっては、電話発信をシステム化し、査定依頼が届いたら自動で電話をかけてくることもあります。

例えば最大20社に査定依頼できるサービスを利用し、仮に各社が一度だけ電話をかけてきたとしても、申込直後に20件の電話がかかってくると考えると、その量が想像つくのではないでしょうか。

買取業者からの電話ラッシュを回避する3つの方法

上で紹介したような、車買取業者から大量の電話がかかってくる、というデメリットですが、回避する方法はあります。

  1. 買取業者を絞り込める車一括査定を利用する
  2. オークション形式のサービスを利用する
  3. カーセンサー限定:備考欄に「メール連絡希望」と記載する

それぞれ解説していきます。

買取業者を絞り込める車一括査定を利用する

電話ラッシュを回避する方法の1つめは、「買取業者を絞り込める車一括査定を利用する」ことです。例えば中古車検索サイト大手のカーセンサーの車一括査定は、査定申込時に業者のチェックを入れる・外すことで、査定依頼を送信する買取業者を絞り込むことができます。

これはカーセンサーで実際に車一括査定を依頼した際の入力画面です。

車種情報を入力後…

カーセンサー査定の車種情報入力画面

氏名・郵便番号・連絡先を入力することで、対応エリアの車買取業者が近い順に5つ表示されます。そこで査定依頼を希望しない業者はチェックを外すことができます。

カーセンサー査定の業者チェック画面

カーセンサーでは最大30社に同時依頼ができるため、その中から当サイトが客観的な指標からまとめたおすすめ車買取店を参考に、業者を選択してみましょう。※地域によって車買取店が対応していない可能性があります。

車買取店おすすめランキング

  1. カーセブン
  2. アップル
  3. ネクステージ
  4. オートバックス
  5. ラビット
  6. カーチス
  7. ユーポス
  8. ガリバー

古い車の買取はソコカラ・カーネクストがおすすめ

車買取業者間での競争を発生させ、高額査定を引き出すのが車一括査定のメリットですが、同時依頼数MAXで利用しても鳴りやまない電話がストレスになり、また日程調整・交渉も非常に大変になります。

査定依頼する業者は、評判の良い3~5社程度に最初から絞るのがおすすめ。もしくは、1社だけを選んで査定依頼をするのもひとつの方法。

「1社だけなら車一括査定の意味がないのでは?」と思われるかもしれませんが、業者からみて「車一括査定から申込んだ人」になることが重要なのです。

他社との競争が発生している前提での査定額提示になるため、「最低額で提示しても分からないだろう」と足元を見られる心配も減ることでしょう。

また、1社に絞るならおすすめの買取業者は「カーセブン」です。

カーセブンの特徴

  • オリコン顧客満足度ランキングでTOP3常連
  • 社長が中古車業界の健全化を目指す「JPUC」の代表理事
  • 利益よりも顧客の安心を優先する5つの宣言を提示
  • 契約金の半額を当日中に前払い
  • 契約後の減額一切なし
  • 引き渡し日から7日間は無料でキャンセル可能

契約後の減額(再査定)や車両引き渡しから7日間はキャンセルに違約金がかからないなどの取り組みにより、評判が高い車買取業者です。お住まいのエリアで一括査定申込時にカーセブンが表示された場合は、優先的に選んでみてください。

注意点として、車買取大手のガリバーは、オートコールというシステムを導入しており、査定依頼を受けた瞬間に自動で電話がかかってくるようになっています。営業も強引という話もあり着信の数も多いため、電話が特に面倒な方はガリバーのチェックを優先的に外しておくことをおすすめします。

>>カーセンサーで愛車の最高額をチェック

また人気の車一括査定MOTAでは、違ったアプローチで利用者が電話に悩まされないように業者の絞り込みをおこなってくれます。

MOTAは車一括査定と後述のオークション形式を組み合わせたサービスです。申込みをすると、最大20社が車両情報から概算査定額をオンラインで入力、最短で当日の18時(14時59分までの申し込み)に概算査定額が確認できます。

その中から概算査定額上位3社のみが、利用者と直接電話連絡ができる仕組みになっています。業者を選んで絞り込むことはできませんが、高額査定額を提示した業者3社のみとの電話連絡であれば、許容できるという人も多いのではないでしょうか。

実際、この上位3社のみというMOTAの特徴は利用者から高く評価されていることが確認できます。

昔は売却時に何十社からも電話が鳴り止まなかったですが、これは良いシステムですね。また利用すること間違いなしです。

余計な営業の電話もなく、上位3社に絞って査定ができるので無駄がなく、価格も納得いくものでした。 また査定する機会がありましたらまた利用しようと思います。

通常の一括査定サイトよりも、しつこい電話連絡がなく、査定額の高いところをピックアップしてくれるシステムはとても良いと感じました。また利用する機会があれば利用したいと思います。

※引用:MOTA公式ウェブサイト

>>MOTAで愛車の最高額をチェック

また、人気の車一括査定サービスの業者絞り込み機能の有無を一覧表にまとめてみましたので、車一括査定選びの参考にしていただければと思います。

車一括査定 買取業者を絞り込み可能 特徴
カーセンサー 自分で買取業者を選択できる
MOTA 直接連絡は入札上位3社に絞られる
ズバット車買取 自分で買取業者を選択できる
ユーカーパック オークション形式のため営業電話なし
楽天Car車買取 オークション形式のため営業電話なし
カービュー 自分で買取業者を選択できる
ナビクル ×
オークション形式のサービスを利用する

もう1つの電話ラッシュ回避方法として、オークション形式が利用できるサービスを選ぶのもおすすめです。

オークション形式は、前述の車一括査定とは異なり、申込んだ車両情報を元に、買取業者が入札していく仕組みです。連絡窓口はオークション運営する会社のみとなるため、買取業者からの営業電話や交渉は一切ありません。

たとえばカーセンサーは、通常の車一括査定とオークション形式どちらもが選べるようになっています。

トップページに「売却方法」を選ぶ箇所があります。デフォルトでは「一括査定」が選択されていますが、「オークション」をクリック・またはタップすることでオークション形式に変更できます。

カーセンサーのオークション形式選択箇所

または申込フォームの最後に、「売却方法を確認してください」という項目があります。「オークション」にチェックを入れることで、オークション形式が利用できます(ここで選ぶことで、車一括査定との同時申込も可能です)。

カーセンサーでオークション形式を選択する方法

 

一方で、オークション形式では買取業者との直接交渉ができず、通常の車一括査定に比べると買取額が低くなる傾向がある点、出品時の査定を詳細におこなうため時間がかかる点に注意が必要です。

人気の車一括査定のオークション形式対応は以下のとおりです。

車一括査定 オークション形式を利用可能 特徴
カーセンサー ユーカーパックのオークション機能を利用
MOTA 車一括査定とオークション形式の組み合わせ
ズバット車買取 ×
ユーカーパック 通常の車一括査定は利用不可
楽天Car車買取 通常の車一括査定は利用不可
カービュー ×
ナビクル ×

買取業者からの営業電話はできるだけ減らしたい、でも高額買取してほしいという方は、先ほど紹介したMOTAがおすすめです。MOTAは車一括査定とオークション形式のいいとこ取りのサービスと言ってもよいもので、事前にオンライン上で概算査定額を業者が入札し、上位3社のみが利用者と直接交渉できます。

電話ラッシュを防止した上で、買取業者と直接交渉し最高額を目指すことができるのが画期的なシステムといえますね。

>>MOTAで愛車の最高額をチェック

カーセンサー限定:備考欄に「メール連絡希望」と記載する

前述の2つの方法とは異なり、カーセンサーに限った対策ですが、申込時の備考欄に「電話ではなくメール連絡希望」と記載する方法もあります。

カーセンサー査定のメール連絡希望記載箇所

上記画像のように、連絡希望時間帯を記入する備考欄に「電話でなくメール連絡希望」と記載することで、車買取業者がメール連絡に変更してくれる可能性があります。

ただ、車買取業者がこの記入内容を確認するとは限りませんし、確認していてもやはり手早くコンタクトが取れる電話を優先することもあるでしょう。

そのため確実な方法ではなく、前述の2つの方法と併用したり、サブ的な対策として考えておくとよいでしょう。

(2)営業が強引・しつこい

買取業者からの電話で査定日を決めたあとは、指定場所に査定業者が訪問し、実車査定をおこないます。

基本的に買取業者に車を持ち込む必要はないため、自宅や普段の駐車場所で査定を受けることが多いでしょう。しかし、実車査定の場でも業者間で早い者勝ちのはげしい競争が起こります。

買取業者からしてみれば、競合他社の査定を受ける前にその場で契約してもらうのが最善であるため、悪質な業者の場合、「契約を決めてもらえるまで居座り帰ってくれない」「今決めなければこの査定額にはならないと強く迫られる」というトラブルが起こりえます。

実際、国民生活センターには、強引な営業によりやむなく契約してしまった、というトラブル事例が掲載されています。

勝手に契約したことにされていて、断ったらキャンセル料を請求された

高齢の父が約 20 年前の車を手放すことにしたので、インターネットで探した事業者へ電話をかけた。事業者は「値が付くかわからないが、車検が残っているので3万円程度にはなるかもしれない」と言い、契約になるとは思わずに見積もりのつもりで車検証と自賠責保険証の写真をメールで送った。その後、別の事業者が無料で処分してくれることになり、事業者へその旨の電話をしたところ、「最初に当社へ電話をかけた時点で本契約となるため、キャンセル料3万円が発生する」と言われた。契約書類は届いたが送り返していない。そもそも契約した認識がないし、まだ売却額や車の引取日も決まっておらず、またキャンセル料の説明も受けていない。キャンセル料を支払わなければならないのか。 (2022 年 10 月受付、50 歳代、男性)

事業者が居座り帰らない様子だったので、やむなく契約してしまった

査定のため、午前に1社、午後に2社、自宅訪問を依頼した。午前中に来た事業者からは、査定後、買取額として約 320 万円が提示された。「午後に来る2社の査定額も聞いてから決めたい」と伝えたところ、非常に強引な態度で居座られ、契約するまで帰らない様子だったので、やむなくタブレットに署名して契約した。午後の2社の査定額は午前の事業者よりも高かったため、午前の事業者に断る電話をしたところ、「解約はできない。どうしても解約するのであれば店に来て、免許証を出してもらうことになる」と言われ、その後も 20 回近く電話がかかってきた。強引に勧誘され、やむなくサインしたのに店に行かなければ解約できないのか。(2022 年9月受付、20 歳代、男性)

査定時に強引に契約させられ、車を持っていかれた

インターネットで一括査定サイトを利用し査定を依頼したところ、5社から連絡があり、その中の1社が自宅へ査定に来た。「ドアに修理歴がある。事故車なので 15 万円だが、今日すぐに引き渡せば 25 万円で買い取る」と言い、強引に契約させられ、車を持っていってしまった。契約書は携帯電話にメールで送付され、紙の書面は受け取っていない。30 分後に担当者へ「他社の査定額と比較したいので車を戻してほしい」と伝えたが、「今から車を返すのは面倒だ。他社にはこちらから連絡する」と言い、返してもらえない。25 万円も受け取っていない。解約して車を取り戻したい。 (2022 年2月受付、70 歳代、女性)

※引用:独立行政法人 国民生活センター

しつこい営業への対処法・契約前に知っておくこと

営業に対してはっきり言うのが苦手な方もいると思いますが、契約を結ぶかどうかは利用者にゆだねられます。査定額に不満がある・営業がしつこくて信頼できないと思ったら、はっきり断ることが大切です。

車の売却は、クーリング・オフ※の対象外になっており、一度契約を締結すると、契約書の内容に従わらなければならなくなります。

※クーリング・オフとは、訪問販売や電話勧誘販売などの特定取引において、契約後でも一定期間内なら無条件で契約を解除できる制度のこと。期間は、契約書面を受け取った日から起算して8日以内(マルチ商法は20日以内)。

前述のトラブルも、強引な営業に負けて契約書にサインをしてしまったことで、「解約はできない」「車を返してもらえない」といった状況に陥っていることがわかります。サインをしなくても「口頭で同意した」と主張してくる悪質な業者も存在するため、強引な営業には毅然とした気持ちで対することが大切です。

あわせて、契約前、できれば車一括査定の利用前に車買取業者の評判・情報を確認しておくことをおすすめします。

同じ車買取業者でも担当者によって対応が異なることはありますが、実際利用した人からはどのような評判があるのかチェックしておくことで、評判の良い車買取業者だけを選んで査定依頼をしたり、危険と判断したら絶対に契約しない、といった対応をとることができます。

また、参考までに、自動車買取業界の健全化を推進する事業者団体であるJPUC(一般社団法人 日本自動車購入協会)では、契約書のモデル約款(ガイドライン)を公開しています。すべての車買取業者がこの約款を踏襲するわけではありませんが、「売却する車を事業者へ引き渡した翌日まではキャンセル料を払わず解約できる」などの内容が盛り込まれています。

キャンセル周りで不安な方、契約書の内容がどんなものなのか前もって知っておきたい方はぜひ目を通してみてください。

自動車買取契約書:モデル約款(提供:一般社団法人日本自動車購入協会)

もう1つ、前述の「オークション形式のサービス」を利用するという選択肢もあります。オークション形式ではオークション運営会社とのやり取りで完結するため、車買取業者からの営業を受けずに済みます。

(3)思ったより車が高く売れた

車一括査定の良い評判で多いのが、「思っていたより高く車が売れた」ということ。やはり、高額買取は車一括査定を利用する一番のメリットといえます。

例えばXで「車一括査定」と検索すると、下記のような内容があります。

車一括査定では業者間の競争が発生するため、ディーラーの下取りに比べて高い買取額が期待できます。

また、買取業者1社のみの査定依頼では、査定額が車の価値に対して妥当なのかわからなかったり、足元を見られる可能性もありますが、複数社を比較することで適切な相場感がわかり、交渉をスムーズに進めることができます。

筆者の経験でも、過去に車一括査定を6回利用していますが、毎回ディーラー下取りよりも20~30万ほど高く売れています。

車を売る際には「少しでも高く売りたい」と思うのが当然のこと。このメリットだけでも車一括査定を利用する価値は高いと思います。そのうえで、先ほど解説したようなマイナスな評判=デメリットを回避する方法を実践して、車買取で満足な結果を得られるようにしたいですね。

(4)買取業者から電話がかかってこない

これは人によっては当てはまらないこともありますが、車一括査定を申込んだにもかかわらず、車買取業者から電話がかかってこないことがあります。「電話が困るくらいかかってくると思っていたのに…」とがっかりする人もいるようです。

これは、査定依頼をした車が「値段がつきにくい車」つまり、市場価値が低く、業者からすると買取後に売りにくい車という理由が考えられます。

買取額がつきにくい車の具体例

  • 10年以上経過しており、傷みもはげしい車
  • 過去に査定を依頼したことがあるが、値段がつかないと言われた車
  • 動かなくなった車
  • 事故車・水没車

車買取業者は車を買い取って終わりではなく、オークションに出品したり、自社の中古車販売業で販売することでその売上から利益を得ます。そのため、あまりお金にならない車を買い取りたいと手を上げる業者が少なくなるのです。

査定業者から連絡が来ない、価格がつかない車は、古い車を買い取ってくれる専門の買取業者を探す方法があります。比較するつもりで車一括査定を利用した方は不本意かもしれませんが、車を現状の中で最大限高く売る方法として検討してみてください。

「古い車の買取」を考えているならソコカラ、カーネクスト

下記のように買取額がつきにくい古い車であれば「ソコカラ」「カーネクスト」のような買取業者を利用するのがおすすめです。

車買取店ごとに得意・不得意があり、古い車の買取というカテゴリーであれば、この2業者はかなりの強みを持っています。

「ソコカラ」は、豊富な海外ネットワーク(貿易相手国110カ国以上)や中間マージンをカットした自社オークションを活用することで、古い車でも高値買取が可能。自社配送網で配送コストカットし、買取額に還元しています。本田圭佑さんを起用したテレビCMでも知名度が上昇しています。

「カーネクスト」も同様で、独自の海外販売網により、需要のある国への輸出・パーツ販売、資源としてのリサイクルによって古い車にも価値を生み出し、高額買取を実現しています。WBCの公式スポンサーで知名度も急上昇しています。

どちらも全国対応、電話一本・来店不要で査定から契約まで完結します。店舗に行く時間がない方、動かない車なので店舗に持ち込めない方も安心ですね。

動かない車でも、保管場所までレッカーで引き取りに来てくれます(引取り代無料)。

ソコカラ・カーネクストの2社に査定依頼をして査定額を比較し、少しでも高く売れそうなところを選んでみましょう。

>>ソコカラで愛車の最高額をチェック

>>カーネクストで愛車の最高額をチェック

車一括査定のおすすめについては下記記事で詳しく解説しています。

【2025年最新】車一括査定はどれも同じ?おすすめランキング徹底比較と利用のコツ

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。車一括査定は利用すると下取りより高く売れる可能性があり、というのは事実として言えると思っています。

車を高額で売りたいと考えているなら、ぜひ利用してほしいサービスです。

ただ何も考えずに申込んでしまうと、買取業者からの鬼のような着信に悩まされたり、強引な営業にあってしまうかもしれません。

下記のポイントを実践し、かしこく車一括査定を利用してみてください。

  • 買取業者を絞り込めるサービスを利用することで電話を減らせる
  • おすすめは「カーセンサー」「MOTA
  • オークション形式を利用すれば1社とのやり取りで済む
  • カーセンサー限定だが、メール連絡希望と記載するのも可能性あり

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