日産 キャラバンは何人乗り?ハイエースとの比較についても解説!
日産 キャラバンは、送迎車や社用車など商用車として見かけることが多いと思います。
大人数で乗れる車を探している方は、キャラバンやハイエースの購入を検討しているのではないでしょうか。
ここでは、日産 キャラバンの乗車人数や特徴などについてご紹介していきます。
Contents
日産 キャラバンとは?グレードごとにご紹介!
まずは、日産 キャラバンとはどういった車なのか、グレードはどういった物があるのかご紹介していきます。
日産 キャラバンとは?
日産 キャラバンとは、1970年代から販売されているロングセラーモデルとなっています。2012年にフルモデルチェンジをし、NV350キャラバンとなりました。
キャラバンは、ハイエースのライバル車と言え、使用用途やユーザーは同じですがデザインや機能などで差別化をしています。
主なグレードは3種類あり、バン、ワゴン、マイクロバスとなっています。
下記では、10人乗車できるグレードを主にご紹介していきます。
NV350キャラバン ワゴンDXロングボディ
NV350キャラバン ワゴンDXは、ロングボディで標準ルーフのグレードとなっています。ロングボディのハイエースより少し小さめに作られており、取り回しに長けています。
シートは、2列目が2席、3列目と4列目は3席となっています。
シートの生地は、メッシュ素材にトリコットを加えた伸縮性ある仕上がりとなっており、モノトーンで仕上げてあるハイエースとは雰囲気を変えています。
外装は、立体的な側面となっており個性的かつデザイン性に優れています。
新車価格は、2,703,800円となっています。
NV350キャラバン ワゴンGXロングボディ
NV350キャラバン ワゴンGXロングボディは、ワゴンDXの上位グレードとなっており、デザイン面と機能性がひとつ上のランクとなっています。
ボディのデザインは、ワゴン DXと同じですが、標準装備に違いがあります。例えば、車内のディスプレイやオートライトシステムが豪華になっています。
シートもワゴン DXロングボディと同じですが、シートの生地は、スエード調のトリコットを組み合わせた高級感あるシートとなっています。
新車価格は、3,186,700円となっています。
NV350キャラバン ワゴンGXスーパーロングボディ
NV350キャラバン ワゴンGXスーパーロングボディは、ハイルーフ、スーパーロングのグレードとなっています。
標準装備は、ワゴンGXと同じですが、荷室の広さと車高が大きく変わってきます。
ロングボディの長さは4,695mm、高さは1,990mmですが、スーパーロングボディは長さが5,080mm、高さが2,285mmとなります。
そのため、荷物を多く運んだり、車内で過ごす機会が多いなどといった場合はスーパーロングボディがおすすめとなります。
新車価格は、3,623,400円となります。
NV350キャラバン ライダーワゴンGX
NV350キャラバン ライダーワゴンGXは、ワゴンGXをベースにしており、標準装備でライダー特別装備を付けたグレードとなります。
外装では、専用のフロントグリルやフロントテクター、エンブレムを標準で装備しているため、外装の高級感があります。
新車価格は、3,351,700円となります。
キャラバンは何人乗り?
現在のモデルの乗車人数は、3〜14人となっています。バンは最大で9人乗り、ワゴンは10人乗り、マイクロバスは14人乗りとなります。
キャラバンは後ろの座席がシートアレンジ可能となっており、グレードによって5:5の分割ができるようになっています。
また、車内のインテリアは快適性があり、運転席にはスパイナルサポート機能が付いたシートを搭載しています。
積載性能も優秀で荷室の広さは1,370mm、高さは1,275mmとなっており、大きな荷物でも楽々積むことができます。
キャラバンは運転しやすいの?取り回し力は?
日産 キャラバンは車体も大きく運転するのが不安という方は多くいると思います。
結論から述べると、視界もよく車体の大きさの割に運転しやすいです。
キャラバンの前方は、運転席の位置がミニバンやSUVよりも高くなっているため見晴らしがよく、フロントガラスも大きいので視界も良くなっています。
また、見切りもよく前方もかなり見やすくなっています。視界の良さや見切りの良さから、曲がるときなどもスムーズに乗りこなすことができます。
しかし、1点だけ欠点となる部分があります。
それは、後方の視界の悪さです。車体が大きいため死角となる部分が多く後方は少し見づらくなってしまいます。
慣れるまでバックや駐車が大変という部分は車体が大きいゆえの欠点となってしまいます。
キャラバンとハイエースを比較
バン、ワゴンの中で人気の高い日産 キャラバンのライバル車としてあげられるのがトヨタハイエースです。
一見同じように見える2台ですが、それぞれ特徴を持ち合わせています。
ここでは、キャラバンとハイエースを比較していきます。
日産 キャラバン
日産 キャラバンは、現在5代目のモデルとなっています。
キャラバンは、”車が人を守る”をコンセプトにボディの耐久性を重視したり、エマージェンシーブレーキの搭載をしており安全性の強化を図っています。
トヨタ ハイエース
トヨタ ハイエースは、現在5代目のモデルとなっています。
ハイエースは、エンジン性能や荷室の広さに優れており、商用車としての人気も高いです。機能面でも盗難防止システムやスマートエントリーシステム、リア部分のカメラをインナーミラーで確認できるシステムなどさまざまな便利機能がついています。
比較
実際にキャラバンとハイエースを比較したとき、異なる部分やどちらかが優れている部分が出てきてしまいます。
エンジン容量の多さ
キャラバン・・・2.0L、2.5L ガソリン
2.5L ディーゼル
ハイエース・・・2.0L、2.7L ガソリン
2.8L ディーゼル
エンジン容量の多さはハイエースのほうが多いです。
グレード展開の多さ
グレード展開の多さはハイエースよりキャラバンのほうが豊富となっています。
キャラバンは近年、乗用車の販売に力を入れており、上質感を追求したAUTECやGRANDプレミアムGXなども販売しています。
また、キャラバンは4WDのガソリンエンジンが豊富に用意されています。
2WDの乗り心地はキャラバン
キャラバンはシートが柔らかく、長距離を運転する時でも疲れにくいように背もたれパッドがあります。
そのため、ハイエースとキャラバンで比較するのであれば乗り心地はキャラバンのほうが良いと言えます。
ただ、4WDの場合キャラバン・ハイエースともに衝撃を拾いやすくなっているため、4WDの場合はそこまで大差はありません。
シートアレンジ
シートアレンジはキャラバン・ハイエースともに、アレンジ性能が高くなっています。
ハイエースの場合、後部座席を倒すことでオールフラットにすることができ、足を伸ばして体を休めることができます。
キャラバンでは、後部座席を折りたたむ事ができたり5:5に分割することができるため多くの荷物を積むことができます。
シートアレンジ面ではどちらにも魅力があると言えます。
まとめ
日産 キャラバンはワゴンやミニバンより車体が大きいため最初は運転や駐車が大変に感じてしまうかもしれません。
ですが、キャラバンやハイエースは、人を乗せる以外にもたくさんの荷物を積めたり、機能面やカスタマイズ性能が高いのでさまざまな場面で活躍をしてくれます。
そのため、大人数を乗せる車を探している方には、キャラバンやハイエースはおすすめできます。
購入する時は、運転のしやすさや使用用途をよく確認して選択するようにしましょう。