ハイエース3列シートはどんな感じ?魅力の紹介や別車種と比較!
ハイエースには、3列シートが存在します。
最近では、3列シート仕様のハイエースが絶大な人気を誇っており、3列シートのハイエースは、2列目の後ろにシートを装備している他、2、3列目のシートを倒しフルフラット化できる所が特徴であり、大勢を乗せての移動やアウトドアレジャー、車中泊などに使用するユーザーが多いです。
ここでは、ハイエース3列シートの仕様とはどのようなものか、魅力などについてご紹介していきます。
Contents
ハイエース3列シートとは?
ハイエースは通常、バンタイプで5人乗り(2列シート)、ワゴンタイプで10人乗り(4列シート)の仕様です。
ハイエース3列シート仕様は、標準ボディのハイエースを構造変更、3列目を追加し8人乗り仕様にした車で、3列目シートは最大で3人乗ることができ、状況に応じてシートアレンジする事ができます。
車内のレイアウトは、3列で構成されており、2列目はスライドレールに変更可能であったり、3列目のシートはスライド可能でボルト止めとなっているため簡単に取り外しをすることもできます。
また、オプションにより自分好みのカスタマイズを楽しめる車です。
ハイエース3列シート″リミテッドシリーズ″とは?
ハイエースの3列シート″リミテッドシリーズ″とはどのような車なのかご紹介していきます。
モデル概要
定員 | 8人 |
登録種別 | 3ナンバーor5ナンバー |
シート | ファブリックシート(オプションでレザー調のシートに変更可能。) |
シート仕様 | 3列シート(フルフラット仕様) |
ベース車 | SUPER GL DARK PRIMEII(ガソリン6AT、ディーゼル6AT)新車ベース |
車検 | 新規3年(以降は2年ごとの車検) |
ボディーカラー | ブラックマイカ※メーカーオプション:スパークリングブラックパールクリスタルシャイン、ホワイトパールクリスタルシャイン |
シートアレンジ
ハイエース3列シートは、セカンドシートにキャプテンシート、サードシートに左右分割が可能なリクライニング付きベンチシートを装備しています。また個別のスライドレールによって自由な位置にシートを設定できたり、全部のシートを倒すことでベッドスペースを展開する事が可能です。
ハイエース3列シートの魅力
ハイエース3列シートの魅力は、ミニバンに勝る大容量の収納スペースがある、長距離も快適に過ごせる3列シート、耐久性がありアレンジも可能の3点が挙げられます。
以下で詳しくご紹介していきます。
ミニバンに勝る大容量の収納スペース
ハイエースリミテッドシリーズ8人乗りは、ミニバンと同じく、乗用安全基準試験をクリアした5ナンバー登録(乗用登録)のワゴンです。
ハイエースの荷室スペースは、ミニバンと比較しても大きく上回ります。
3列目のシートを1番後ろにスライドさせた場合でもミニバンより広くなっています。
また、開口部分が広いため十分な高さも確保できるため長い物を積むこともできます。
長距離も快適に過ごせる3列シート
ハイエースの3列シートは、最大3人が乗ることができ、左右でリクライニングが可能です。
2列目はシートレールを装備しており、前後にスライドさせることで3列目のスペースを自由に変えることができます。
また、2列目を1番前にスライドさせることで広々としたスペースを作ることができるため、長距離の移動も快適にお過ごしいただくことができます。
耐久性がありアレンジも可能
ハイエース3列シートは、耐久性はもちろんのことシートアレンジや快適性が上がるオプションを付けることも可能となっている所が魅力と言えます。
耐久性では、1、2列目の純正シートと遜色ない手触りや色味を実現しています。
その為、フルフラットにした時の違和感もなく、3列目だけ劣化してしまうこともありません。
アレンジ面では、2列目のシートレール装備に加え、前席倒すことでフルフラット化できるといったシートアレンジの豊富さやより快適性を上げるアームレスの装備なども可能となっています。
ハイエース3列シートとミニバンを比較!
大人数を乗せての移動やアウトドアレジャー、車中泊など様々な場面で活躍する車と言えば、ハイエースなどのバンやワゴンはもちろんのことミニバンも選択肢の1つに挙がります。
結論から述べるとミニバンよりハイエースの方が快適性と利便性を兼ね備えています。
ここでは、ハイエースの3列シートとミニバンの人気車種日産のセレナを比較していきます。
積載量
まずは、3列目シートを展開している状態の荷室の広さをハイエースとセレナで比較していきます。
ハイエース3列シート使用時 | ハイエース3列シート収納時 | |
荷室長さ | 850mm | 1,855mm |
1,335mm | 1,335mm | |
1,545mm | 1,545mm |
セレナ3列シート使用時 | セレナ3列シート収納時 | |
荷室長さ | 450mm | 1,660mm |
高さ | 1,483mm | 1,483mm |
幅 | 1,255mm | 1,255mm |
となっており、3列目シート使用時、収納時ともにハイエースがより多く荷物を積載することができます。
また、大人数でのレジャーを主に考えている場合、多くの人や荷物を載せることを想定するとハイエースに軍配が上がります。
室内の開放感
ハイエースは、ルーフ側でも絞り込みが少ないスクエア形状をしているため頭上のスペースが広い所が特徴です。
座っている時はもちろんのこと、ベッドとしてアレンジした時の開放感はセレナやほかのミニバンに比べハイエースが優れていると言えます。
シートアレンジの快適さ
3列8人乗りのハイエースは、左右で別々にリクライニングが可能となっており、積載する荷物に合わせたシートアレンジが可能です。
更に2列目シートをスライドさせることで、荷室を広くできる他、3列目シートの足元にゆとりあるスペースを確保できます。
荷室の広さと居住性の両方を兼ね備えたハイエース3列シートは、ミドルサイズのミニバン以上のシートアレンジの快適さを兼ね備えていると言えます。
凹凸のないフルフラット
ハイエース3列シートは、1〜3列目を全てフルフラットにすることが可能となっており、車中泊を考えている方にとっては嬉しい全面フラット化を実現しました。
フルフラットにした時のベッド面の凹凸も少なく快適に休むことができます。
一方でセレナでは、フルフラットにした時ベッド面に凹凸ができてしまい車中泊用のマットなどを敷かなければ快適に睡眠することができません。
車中泊を想定して使用する場合はハイエース3列シートを選択することをおすすめします。
取り回しのしやすさ
ハイエースはボディが大きいイメージですが、5ナンバーサイズのハイエースの場合、全長と全幅はセレナと同等です。
そのため、市街地などでの運転も問題なく行うことができます。
先入観により大きいというイメージを持つ方も多いですが、ハイエースは細い路地でもコンパクトに曲がることができます。
まとめ
ハイエース3列シートは、荷室の広さやシートアレンジの点においてミニバンより自由にアレンジをする事が可能です。
3列目シートの着脱やシートアレンジにより、ビジネスシーン、アウトドアレジャーなど幅広い場面で活躍をしてくれます。
また、カスタム要素も豊富で自分好みに車を作り上げていく楽しみを味わえる部分もポイントです。
荷物を積み込み、大人数での移動をされる方は、ハイエース3列シートのご購入、カスタマイズのご検討してみるのはいかがでしょうか。