ハイエースの高速料金はどれくらい?高速料金の節約方法などもご紹介!
大勢で出かける時などに活躍するのがハイエースは、遠くに行く時に高速道路を利用すると思います。
車が大きい分高速料金が割高になるのではないかや、ハイエースの車種区分は何なのか疑問に思う方もいると思います。
ここではハイエースの高速料金や節約方法についてご紹介していきます。
Contents
高速料金はどう決まる?
高速料金とは、高速道路を使う際に支払わなければいけない料金のことです。
高速料金は道路を維持したりサービスエリアを設置したりするために使われています。
ここでは、高速料金はどう決まっているのかについてご紹介していきます。
車種区分
高速道路の料金は車種区分によって決まります。
車種区分は形や規格乗用・貨物タイプによって決まります。
軽自動車:軽貨物自動車(4ナンバー)、軽自動車(5ナンバー)
普通車:小型自動車(3ナンバー)、普通乗用自動車(4ナンバー)、小型の貨物車(5ナンバー)、トレーラー(7ナンバー)
中型車:普通貨物自動車※車両総重量8t未満かつ最大積載量5t未満(1ナンバー)、マイクロバス
※乗車定員11人以上29人以下で車両総重量8t未満のもの(1ナンバー)、トレーラー(2ナンバー※バスのみ)
大型車:普通貨物自動車※車両総重量8t以上または最大積載量5t以上(1ナンバー)、バス※車両総重量8t以上で乗車定員29人以下(1ナンバー)、トレーラー(2ナンバー※バスのみ)
特大車:普通貨物自動車
※大型車に区分される普通貨物自動車以外のもの(1ナンバー)、バス
※乗車定員30人以上のものまたは車両総重量8t以上で車長9m以上のもの(1ナンバー)、トレーラー(1ナンバー)、大型特殊自動車(2ナンバー※バスのみ)
分類番号
分類番号とはナンバープレートに書かれている地域名の隣にある3桁の数字のことです。
3桁の数字の一番左の数字によって、使用用途や大きさがわかるようになっています。
車の税金や車検の規定などがこの分類番号によって変わってきます。
高速道路の料金は当てはまる車種区分によって変わります。
一般的にはハイエースは普通車か中型車に分類されることが多いです。
高速料金の種類をご紹介
高速料金は、いくつか種類が存在します。
ここでは高速料金の種類についてご紹介します。
一般料金
一般料金とは、高速道路を利用する大抵の方が支払わなければいけない料金です。
この料金は利用した距離や時間帯によって変わる場合があります。
大抵の場合は料金所で支払いをします。
割引料金
割引料金とは、高速道路を利用して決まった条件を満たしている方が支払わなければいけない料金です。
あらかじめ予約をしていたり、ETCカードを持っているときなどに割引になる場合があります。
特別料金
特別料金とは、決まった時間帯や決まっているエリアで高速道路を利用する際に料金を追加で支払わなければいけない場合があります。
観光地周辺や繁忙期などにはこの特別料金が設定される場合があります。
ハイエースの高速料金は?
ここまでで高速料金がどのように決まるのかわかったと思います。
しかしハイエースには、さまざまなグレードがあり車種区分や分類番号はどうなるの?と思っている方もいらっしゃると思います。
ここではハイエースの高速料金について詳しく解説していきます。
高速料金の計算の仕方
高速料金の計算の仕方は以下のとおりです。
・(走行距離×1kmあたりの料金×車種区分×長距離割引+固定費)×消費税
1kmあたりの料金は大きく分けると2つになります。
まず地方部では1kmで24.6円、大都市近郊区間では1km19.52円です。
地方部と大都市近郊では1.2倍の差があります。大都市近郊とは首都圏や京阪神圏などのことです。
ハイエースの高速料金(車両分類)
ハイエースにはいくつものグレードやボディタイプがあり、どこに分類されるのかわからないという方もいると思います。
基本的にハイエースは普通車か中型車に分類されます。
普通車と中型車では高速料金は都市高速以外では1.2倍も違います。
さらにハイエースのボディタイプは主に5種類のどれかに分類されるので、ここで確認していきましょう。
1ナンバー(普通貨物自動車)
1ナンバーのハイエースは車種区分が中型車で、ボディタイプがハイエース バン(ワイド)となります。
乗車定員は3〜9人です。
ハイエース バン(ワイド)は全幅が1.8m以上あるため普通貨物自動車になり、中型車に分類されます。
普通免許を取得すると運転することができます。
2ナンバー(マイクロバス)
2ナンバーのハイエースも車種区分は中型車ですが、ボディタイプがハイエース コミューターです。
乗車定員は14人です。
ハイエース コミューターはマイクロバスと同じ扱いになるため普通免許だけでは運転することができません。
中型免許を取得すると運転することができます。
3ナンバー(普通乗用自動車)
3ナンバーのハイエースは車種区分が普通車に分類されます。
ボディタイプはハイエース ワゴンで乗車定員は10人です。
4ナンバー(小型貨物自動車)
4ナンバーのハイエースも車種区分は普通車に分類されます。
ボディタイプはハイエース バン(ナロー)で、乗車定員は3〜9人です。
ハイエース バン(ナロー)は、4ナンバーの規格ギリギリに作られています。
8ナンバー(特種用途自動車)
8ナンバーのハイエースは車種区分が普通車に分類されます。
ボディタイプはキャンピングカーなどです。
乗車定員が11人以下かつ貨物ではないためこちらも普通車に分類されます。
ハイエースで高速道路の料金を節約する方法
ハイエースで高速道路を利用する際、多くの方ができるだけ料金を抑えたいと考えると思います。
ここでは高速料金を節約する3つの方法をご紹介していきます。
ETCカードを使う
まずは高速道路を利用するときにETCカードを使うと良いでしょう。
ETCカードを利用することで高速料金の割引を受けることができます。
高速料金の割引はETCカードが必要になり、大抵の場合ETCカードがないと割引を受けられないので注意しましょう。
割引される時間帯に利用する
高速道路には割引される時間帯がいくつかあります。
また時間だけでなく曜日などによっても割引を受けられる場合もあります。
例えば深夜0〜4時までは毎日すべての車種で30%の割引を受けられます。
高速道路を利用する前に割引が適用されるか確認したり、適用される時間や曜日に利用すると良いです。
ルートの選択
高速道路の利用料金は、利用した距離や時間によっても変わってきます。
事前に地図やナビなどでルートを確認して効率的なルートを選ぶようにすると、高速料金の節約に繋がります。
ハイエースを8ナンバー登録してあれば高速料金が優遇される
高速道路の料金は車の大きさではなく、5種類の車種区分によって決まります。
キャンピングカー(マイクロバスベース)を8ナンバーで登録することによって、車種区分が普通車と同じ扱いになります。
ハイエースのバンコンで1ナンバーに登録している方もいらっしゃると思います。
週末に高速道路を利用することが多い場合は、8ナンバーに登録することを考えてみると良いです。
まとめ
今回はハイエースの高速料金について解説してきました。
ハイエースには車種区分が複数あり、それによって高速料金も変わってきます。
すでにハイエースに乗っている方やこれから購入しようと考えている人は参考にして、高速道路を効率よく利用してください。