ハイエースはファミリーカーとして使うのがおすすめ!そのメリット・デメリットなどについて解説
ハイエースはファミリーカーとして使うのがおすすめ!そのメリット・デメリットなどについて解説
ハイエースはファミリーカーとして使うのにおすすめということをご存知でしょうか?
「乗り心地は大丈夫?」など不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ハイエースは車種やカスタマイズによって非常に優れた性能を発揮します。
ハイエースがファミリーカーとして向いているのか、メリット・デメリットなどを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ハイエースをファミリーカーとして利用する3つの理由
ハイエースがファミリーカーとして向いている3つの理由を説明します。
想像以上に運転しやすい
ハイエースと聞くと車体が大きく、小回りが利かないイメージがあるかもしれませんが実際はイメージと異なります。
ハイエースと比較してよく名前が挙がるのが「シエンタ」です。
子育て世帯から人気のあるシエンタですが、最小回転半径はハイエースと同じで5.0mです。
運転しにくいと思われがちなハイエースもコンパクトミニバンと同じような車体感覚で運転することができます。
買取価格が高くなりやすい
ハイエースの買取価格が高くなりやすいのは、国内だけでなく海外でも大人気で、大きな需要があるからです。
ハイエースは低年式・過走行であっても買取価格が高いのが特徴です。
国内で買い取られた中古車は、海外のマーケットに輸出されるため買取価格が高くなります。
海外需要が高く、日本から海外に転売する人が増えたため、過去にはトヨタが異例の転売禁止措置を施したこともあるほど人気があるのです。
車体が丈夫で長年乗れる
一般的な車は10万km走れば限界となるものも少なく有りませんが、ハイエースは20万km、30万kmを超える車がたくさんあります。
そういった長距離を走った過走行車でさえ海外に輸入され、さらに大活躍しているのです。
強固なボディ構造も魅力的で、衝撃時に衝撃を吸収し、分散しキャビンの変形を抑える構造が特徴です。
ハイエースをファミリーカーとするデメリット
ハイエースをファミリーカーとして使用する際のデメリットをご紹介いたします。
1年ごとに車検が必要になる
ハイエースは、ミニバンなどの乗用車ではなく商業車であるため車検の年数が異なります。
ハイエース(商業車)
新車から2年後に初回。それ以降は毎年
ミニバンなど(乗用車)
新車から3年後に初回。それ以降は2年毎
乗用車として使っている人も商業車と同じ扱いになってしまうことがデメリットです。
エンジン音がうるさいと感じる
ハイエースは車内が広いというメリットが仇となり、音が響きやすいというデメリットがあります。
運転席と助手席の間にエンジンがあるため、エンジン音が伝わりやすい構造になっています。
音は上に伝わっていくため、エンジン音がうるさいと感じてしまうのです。
またディーゼルエンジンはガソリンエンジンと違い、カラカラとした特有の音が気になるかもしれません。
乗用車に比べて乗り心地が悪い
ハイエースのタイヤは商業向けである「LT規格」というタイヤが装着されています。
LT規格のタイヤは、重たい荷物に耐えるために空気圧が高くなっています。
そのため、重構造でたわみが少なくふわふわした乗り心地になってしまうのです。
燃費性能が悪い
ハイエースの車両重量は2,000kg前後のものばかりです。
荷物をたくさん載せることができる分、燃費も悪くなってしまいます。
また定員数が多いため、乗る人数に比例して燃費が悪くなってしまいます。
ただし、方法によっては燃費を良くすることも可能です。
ハイエースのデメリットはメリットにできる?!
上記ではデメリットを挙げましたが、実は上記のデメリットは対策することで気にならなくなるものがほとんどなのです。
ではハイエースのデメリットをメリットとして考える方法を説明します。
車検ごとに車のメンテナンスができる
車検が毎年あるのは面倒くさいと思う人もいるかもしれませんが、毎年メンテナンスができると考えればどうでしょうか。
車は使用すればするほど劣化していくものです。
しかしメンテナンスを欠かさず行うことで、長くいい状態をキープすることができます。
毎年車検があると高いイメージがありますが、商業車は税金が安いため、最終的に10年間の車検費用は乗用車よりも安くなるのです。
エンジン音はカスタムで対策できる
エンジン音対策で一般的なのは、防音・防振・吸音材の3点セットです。
面積の広いルーフやサイドパネル、エンジン音が気になるエンジンルームに装着するのがおすすめです。
部位によって遮音シートや防音塗装などを使い分けると気になるエンジン音を対策することができます。
乗り心地で選ぶならスーパーGL
乗り心地が悪いと言われるハイエースですが、ファミリーカーとして使用するなら「スーパーGL」がおすすめです。
スーパーGLは、標準装備に後部座席スライドやリクライニング、分割式ヘッドレストがついているため、ハイエースの中でも乗り心地がいいグレードです。
その他にも、リアクーラーやリアヒーターが搭載されているので快適に過ごすことができます。
ハイエースをファミリーカーとして利用するのがおすすめの方
ハイエースをファミリーカーとして利用するならどんな方が向いているのか特徴を説明します。
子育て中の方
子育て中の方に特におすすめしたいハイエースの特徴は以下の2つです。
①車内空間の広さ
オデッセイ・ヴォクシー・セレナと比べると圧倒的に奥行きが広いのがハイエースです。
そのためベビーカーを畳まずそのまま乗せることができ、さらに奥行きが余っているため荷物を収納することもできます。
②開口幅が広い
こちらもオデッセイ・ヴォクシー・セレナと比べるとスライドドアの幅が広くスムーズに乗り降りが可能です。
子供を抱えて、荷物を持っていてもぶつかることなく乗り降りすることができます。
車の改造を楽しみたい方
広い空間を個性豊かにアレンジできるのがハイエースの魅力です。
今回はおすすめの内装カスタムパーツを少しご紹介いたします。
「セカンドテーブル」
2列目の人も空間にゆとりがあるためちょっとしたテーブルやカップホルダーが付いているセカンドテーブルがおすすめです。
「ハイエース専用設計の3Dフロアマット」
アウトドアで活用する人も多く、靴に付着した汚れをマットが吸収し車内に飛び散らないのが特徴です。
ハイエース専用設計のため、しっかりフィットするところも人気になっています。
「防虫ネット」
リアハッチやスライドドアに取り付け可能なネットで、ハッチやスライドドアを空けたまま車内で虫の侵入を気にせず快適に過ごせます。
夏場のアウトドアに特におすすめのカスタムパーツです。
税金関係の負担を軽減したい方
ハイエースは商用車のため、税金が安いことが特徴です。
小型貨物車登録のため、自動車税は年間1万6千円と大変リーズナブルです。
まとめ
ハイエースは見た目とは違い小回りの利く性能から車内の広さまで、ファミリーカーとしても十分使える機能を兼ね備えた車種です。
デメリットと感じるところも、カスタマイズによりカバーできます。
特に子育て中の方には、収納スペースの広さやスライドドアの入りやすさなどが、子供や荷物を抱えながらの乗り降りといったちょっとしたストレスの軽減に繋がります。
日本から海外まで需要が高く、買取価格も落ちないため売却する際も高価買取が狙えます。
これを機にぜひハイエースをファミリーカーとして利用してみてください。