【徹底解説】ハイエースの種類や歴史についてわかりやすく解説!

【徹底解説】ハイエースの種類や歴史についてわかりやすく解説!

ハイエース 種類

「ハイエースの種類が多くてわからない」、「わかりやすくまとめた早見表が見たい!」などこういった悩みや要望をお持ちではないでしょうか。
この記事を読めばこれらの疑問が解決します。
ハイエースの購入を検討されている方はもちろん、ハイエースオーナーにとって必見の内容となっているのでぜひご覧ください。

ハイエースの歴史

ハイエースはトヨタ自動車が製造・販売しているキャブオーバー型(運転席下部にエンジンを搭載)の商用車および乗用車です。
今やトヨタを代表するロングセラー車となったハイエースのデビューは1967年でした。
名前の由来は英語で「高級な」と「より優れた」を意味するHighとAceを組み合わせた造語です。
そんなハイエースの歴史を振り返ってみましょう。

初代H10系(1967年〜1977年)

初代ハイエースは今から55年前の1967年2月に登場しました。
実はハイエースの名で最初に販売されたのはトヨエースの小型版として注目を浴びたトラックタイプだったのです。
そんな初代には時代を象徴するかのように、ヘッドライトの形状が丸形4灯で、どことなくかわいらしい印象がありました。
そして同年10月には、9人乗りのワンボックスボディのワゴンタイプが登場し、以降6人乗りのバンタイプ、12人と15人乗りのコミュータータイプを次々にラインナップに並べることとなりました。

2代目H20系〜40系(1977年〜1985年)

初代ハイエースが発売されてから10年後にフルモデルチェンジがなされました。
ラインナップは初代と同じくバン、ワゴン、コミューター、そしてトラックの4種でした。
主な変更点は丸形4灯から丸形2灯に、全車助手席にパワーウィンドウがオプション設定されるなど快適性や機能性が改良されたほか、2代目から全車にディーゼルエンジンが追加され燃料効率に手が加えられました。
また、1970年代に発生したオイルショックの影響を受けてディーゼル車が追加され、さらに車両寸法も大幅に拡大され、室内スペースが広くなりました。

3代目H50系(1982年〜1989年)

1982年10月にトラックを除く3車種でフルモデルチェンジがなされました。
トラックはマイナーチェンジとなり継続生産の形がとられました。
3代目が発売された1980年代はバブル景気の背景もあり、各社がこぞって高級路線に転換した時代でした。
そんな中、ハイエースはサードシートにパワーリクライニング機能に加え、セカンドキャプテンシートを装備したワゴンの最上級グレード「スーパーカスタムリミテッド」を追加しました。

4代目H100系(1989年〜2004年)

4代目は現行型に続いて2番目に長いモデルとなりました。
先代に引き続き、高級路線をとり高級ワンボックスカーとしての地位を確立しました。
それを裏付けるように「スーパーカスタムリミテッド」のカタログには「トヨタ、もう一つの高級車」などとクラウンと肩を並べるかのような表現がなされたほどでした。
シートの色味や素材はもちろん、主な装備品として、パワーイージーアクセスシステムを世界初装備したり、今では当たり前になったパワースライドドア、そして日本車で唯一トリプルムーンルーフを装着していることが理由に挙げられます。

5代目H200系(2004年〜)

そしてハイエースの歴史上最も長いモデルがこの5代目です。
大きく分類するとバン、ワゴン、コミューターの3車種になり、ボディ長は2タイプ(ロング、スーパーロング)、ボディ幅も2タイプ(標準、ワイド)、そしてルーフ形状は3タイプ(標準、ミドル、ハイ)となりました。
豊富な選択肢でニーズに応えることでユーザーの心を掴み、幅広く支持を得ることとなりました。

ハイエース早見表

ハイエース 種類 早見表

トヨタの公式サイトに現行型の早見表が掲載されています。
購入時の参考にしてみてください。
引用元はこちら

ガソリンとディーゼルの違い

実はエンジンの構造はほぼ同じの両者ですが、それぞれに良し悪しがあります。
どちらが良い悪いではなく、ユーザーの用途に合った車両を選択するようにしましょう。

ガソリン ディーゼル
燃料油種 レギュラー/ハイオク 軽油
燃料単価 高い 安い
燃費 悪い 良い
静粛性 高い 低い
出力特性 低回転に強い 高回転に強い
車両価格 安め 高め
メンテナンス費用 安め 高め
リセールバリュー 低い 高い

用途別のおすすめ車種

前述の通り、ハイエースにはバン、ワゴン、コミューターの3タイプをラインナップしています。
それぞれの特徴を紹介しつつ、用途別におすすめをご紹介します。

バン

主に、商用車として荷物を乗せるために考えられた車です。
グレードやボディ幅、そしてルーフの形状など選択肢が多いです。

メリット

・ガソリンとディーゼルエンジンがある
・ワゴンに比べて軽いので燃費が良い
・荷室が広いため、レジャーなどに向いている

デメリット

・ワゴンに比べて室内が質素
・ワゴンに比べて走行音がうるさい

ワゴン

主に、乗用車として人を乗せるために考えられた車です。
用途に合わせて3タイプのグレード(GL、DX、グランドキャビン)から選べます。

メリット

・普通免許で10名まで乗車することができる
・バンに比べて室内が上質

デメリット

・ガソリン車のみ
・バンに比べてトランクスペースが狭い
・バンに比べて重いので燃費が悪い

コミューター

10名以上乗車するならこちらです。
乗車人数の多さから、主に小型バスのような使い方がされています。
よく旅館や幼稚園の送迎バスで使われていることがあります。

メリット

・14名まで乗車することが可能

デメリット

・中型や大型免許の所持が必須
ハイエースのサイズ・定員数についてはこちら

新車購入時の特権!おすすめのオプションパーツ3選

LEDヘッドランプ6万6000円

LEDは寿命が長く、省電力で経済的です。
そしてなによりスタイリッシュな印象になり、見た目が引き締まります。
スイッチを入れたら最大光量まで早く点灯するといった魅力まで持ち合わせています。
ぜひ検討してみてください。
公式はこちら

リヤクーラー、ヒーター クーラー6万500円 ヒーター2万7500円

荷室が広いので、前席だけの空調環境では後席まで行き届かないです。
後席に人を乗せる機会が多い方やキャンピングカーを目的でお考えの方におすすめなのがこのオプションです。
特に真夏での快適性に差が出ることでしょう。
後付けは可能ですが大幅な改造が必要になり、金額も安くはありません。
新車購入時もしくは中古車の場合、装着された車両を選びましょう。
https://toyota.jp/pages/contents/hiacevan/005_b_023/4.0/pdf/spec/hiacevan_equipment_list_202204.pdf

コーナーセンサー(フロント、リア左右)各3万800円

バンパーの角に配置された超音波センサーが障害物との距離を検知し、距離に応じてアラーム音の間隔が変わることでドライバーに警告します。
大きい車体のため距離感を掴むことに苦労すると思います。
このオプションのお陰で事故をせずに済んだ。といった声も聞こえました。
https://toyota.jp/hiacewagon/option/?padid=from_hiacewagon_grade_navi-menu_option

まとめ

ハイエースは今から55年前の1967年に誕生し、今までに5回のフルモデルチェンジを繰り返してきました。
幾度となくモデルチェンジがされる中で、そのときの時代を反映したかのような機能性や快適性が盛り込まれた装備など数多くありました。
またハイエースの購入を検討されている方はそれぞれの特徴やエンジンの種類、そしておすすめのオプションなどもご参考にしてみてください。

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