プロボックスで車中泊できる?おすすめな理由とカスタムやオプションを紹介

近年、コンパクトで実用性の高いプロボックスを車中泊に活用する人が増えています。
しかし「プロボックスで本当に快適に寝られるの?」「どうやってカスタムすればいい?」と気になる方も多いはずです。
本記事では、プロボックスが車中泊にぴったりな理由や、おすすめのカスタム・オプションを紹介します。
プロボックスでの車中泊を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
プロボックスで車中泊できる?
結論から伝えると、プロボックスは車中泊に適した車です。
その理由は、広い荷室スペースがあり、シートを倒せば大人2人が眠れるスペースを確保できるからです。
また、優れた燃費性能により長距離走行にも向いています。
しかし、小型貨物車にあたる4ナンバーとなるため、毎年車検が必要であるところに注意が必要です。
とはいえ、税金は通常の車と比べて低くなるため、維持費が安くなるところは大きなメリットと言えるでしょう。
プロボックスで車中泊するのがおすすめな理由!
プロボックスは車中泊に適した車ですが、その理由にはどのようなことが挙げられるのでしょうか。
室内サイズや特徴を確認しながら、プロボックスで車中泊するのがおすすめな理由を見ていきましょう。
プロボックスの荷室サイズ
まず、プロボックスの荷室サイズは以下の通りです。
乗車人数 | 荷室長×荷室幅×荷室高(mm) | |
ガソリン車 | 2名時 | 1,810×1,420×935 |
5名時 | 1,040×1,415×935 | |
ハイブリッド車 | 2名時 | 1,810×1,420×935 |
5名時 | 1,040×1,415×935 |
プロボックスは、ガソリン車とハイブリッド車から選択でき、それぞれシートアレンジすることで乗車人数を2名か5名かに変更可能です。
2名時では荷室長が1,810mm、5名時では1,040mmのサイズとなっており、2名利用であれば身長が180cm程度の方でも横になれるほどの大きさがあります。
商用車らしい広々としたスペース
1つ前の表からもわかるように、プロボックスは荷室が広いのが特徴です。
これは、多くの荷物を積めるよう設計された商用車だからです。
そのため、一般的な乗用車と比べて装飾や機能を抑えたシンプルなデザインになっています。
また、開口部も広めに設計されており、商用車らしい荷物の出し入れがしやすい車です。
シートを倒せばフルフラットになる
プロボックスは2列目シートを倒せば、荷室スペースをフルフラットに変更可能です。
一般的な車であれば、2列目シートを倒せても座席と荷室の間に段差ができてしまい、そのままでは横になっても快適とは言えません。
しかし、プロボックスなら荷物を安定して積み込めるように設計されていることから、隙間を埋めるような工夫はほとんど必要ありません。
車中泊に便利なAC電源付き
プロボックスの装備品には、120Wまで使用可能なソケットと100Wまで使用可能なコンセント、そしてスマホの充電に便利なUSBポートの3つが備えられています。
そこまで大きい電圧とは言えませんが、扇風機や電気毛布などは問題なく使用できるので、車内の快適さを向上するのにとても便利です。
ただし、AC電源は年式によって付属されていないタイプもありますので、中古車を検討する際は注意しましょう。
小物を収納できる豊富なスペース
小物を収納できる豊富なスペースがあるところもプロボックスの特徴です。
たとえば、運転席周りには3つのドリンクホルダーがあり、ペットボトルの飲み物はもちろん、紙パックの飲み物もぴったりおさまるように設計されています。
また、ドリンクホルダーは2重構造となっており、工夫次第ではトレイにも変更可能です。
そのほかにも、ものを出し入れしやすいグローブボックスや、引き出し式のテーブルなど、豊富な収納スペースが用意されています。
長距離ドライブでも安心な安全機能
プロボックスにはトヨタの最新の安全機能である「Toyota Safety Sense」が搭載されています。
Toyota Safety Senseには、歩行者や車両を車載カメラで検知し警告してくれる「衝突回避支援」や夜間時にロービームとハイビームを自動で切り替えてくれる「自動ハイビーム」、盗難防止用の「イモビライザー」などが含まれています。
車中泊では、慣れない土地や山道など運転しにくい道を走ることもありますが、安全機能がついた車なら、長距離ドライブも安心して楽しめるでしょう。
お手頃な価格で手に入る
プロボックスは、新車で1,529,000円〜、中古車で約300,000円〜と非常に手に入れやすい価格帯です。
特に中古市場では流通量が多いため、状態の良い車両を比較的安価に購入できます。
また、維持費も抑えやすく、コストパフォーマンスに優れている点も魅力です。
プロボックスで車中泊する際のおすすめカスタムやオプション
プロボックスには、車中泊におすすめなカスタムやオプションがあります。
より快適に車中泊したい方は、チェックしてくださいね。
収納力を向上できる「ルーフキャリア」
ルーフキャリアは車の屋根に取り付ける、収納力を向上できるアイテムです。
取り付けることで、横になったり就寝したりするときにじゃまになる荷物を車の屋根に移動させられます。
また、車内に積み込みにくい長いものや大きいものも載せられるのも大きなメリットと言えるでしょう。
荷物を片付けられる「ラックやテーブル」
車中泊する際、床に荷物を置くと就寝スペースの確保が難しくなります。
また、就寝スペース確保のために運転席側に荷物を移動させるのは手間がかかるでしょう。
しかし、ラックやテーブルを用意し荷物を片付けることで、就寝スペースの確保や荷物の移動の手間を解消できます。
ラックやテーブルは市販のものもありますが、DIYで作ることも可能ですので、上手く利用するのがおすすめです。
快適な睡眠を確保する「ベッドキット」
車中泊する際に寝袋やマットなどを使用するのも良いですが、より快適な睡眠を確保したい方は、ベッドキットを設置するのがおすすめです。
ベッドキットは取り付けておけば、すぐに横になれるので設置や片付けの手間もかかりません。
また、ベッドキットの下の空間を活用できるので、収納スペースを確保するのにも便利です。
アウトドア仕様にできるカスタムもある
プロボックスを検討する方の中には、商用車らしい見た目が気になる方も多いと思いますが、そういった方にはアウトドア仕様にカスタムするのがおすすめです。
アウトドア仕様のカスタムには、以下のものがあります。
- 一気に商用車感がなくなる「フロントバンパー」
- クラシック仕様にできる「シート」
- 収納や肘置きに便利な「センターコンソール」
- 段差解消に便利な「ベッドマット」
アウトドア仕様にすれば、見た目はもちろん車内をおしゃれにもでき、加えて快適性も向上させられます。
GR8STYLEは、ハイエースやキャラバン、プロボックスの販売やカスタムを行っております。
関連するパーツやアイテムの販売、交換も取り扱っていますので、カスタムやドレスアップのご相談はもちろん、メンテナンスや車検対応のアドバイスまで幅広くサポートいたします。
お客様の要望に答えられるご提案をさせていただきますので、ご気軽にご相談ください。
プロボックスで車中泊する際のおすすめアイテム
プロボックスを車中泊で使用する際は、カスタムやオプションのほかに揃えておきたいアイテムもあります。
就寝時はもちろん車内で過ごすときに用意しておきたいアイテムもありますので、チェックしてくださいね。
インフレーターマット
インフレーターマットは、開口部を開くだけで自動的に膨らむ便利なマットです。
使用すれば、車中泊でも快適に眠れ、疲れをしっかり取れるでしょう。
プロボックスの場合、幅65cmのシングルサイズなら2枚並べて設置可能です。
さらに、厚めのマットを選ぶと、後席足元の空間を解消できるため、よりフラットな寝床を作れます。
寝袋
秋や冬の時期といった寒い時期に車中泊する場合は、寝袋を用意しておくのがおすすめです。
就寝時の防寒を布団や毛布で済まそうとする方もいますが、荷物がかさばるのであまりおすすめしません。
寝袋であれば袋に収納できるので、収納場所にも困らず使用できるでしょう。
シェードやカーテン
シェードやカーテンは、外からの光の遮断や室内のプライベートを守るために必須のアイテムです。
外から車内が見えてしまうと、たとえ周りに人がいなくても気になってリラックスできません。
また、日の出の光が車内に入ってきやすく、ストレスや寝不足を感じてしまう方もいるでしょう。
シェードやカーテンを使用すれば、光の遮断やプライベートを確保できるので、より落ち着いて車内で過ごせるようになります。
ポータブル電源
プロボックスには、専用のACコンセントやソケットが備えられていますが、使用限度が100〜120Wまでとなっているため、バッテリー上がりの心配をされる方も多いでしょう。
そこでおすすめなのがポータブル電源です。
最近のポータブル電源は、バッテリー容量や使用限度が大きいものが多数発売されています。
1つあれば、多くの機器を長時間にわたって使用できるため、車内の快適さをより向上させられるでしょう。
まとめ
本記事では、プロボックスが車中泊できるのかを解説し、おすすめのオプションやカスタム、用意しておきたいアイテムを紹介しました。
プロボックスは、広い荷室とシンプルな構造が特徴で、車中泊にも適した車です。
工夫次第で快適な空間を作成でき、さらにオプションやカスタムを行えば、より快適に過ごせます。
用途に合わせたカスタムで、自分好みの車中泊スタイルを楽しんでください。