プロボックスのサイズを徹底解説!ボディや荷室、タイヤの大きさを詳しく紹介

プロボックスは、仕事だけでなくアウトドアや日常使いにも活躍する人気の車です。
しかし「自分の使い方に合うのか?」とサイズ感で悩むこともありますよね。
本記事では、プロボックスのボディサイズや荷室の広さ、タイヤの大きさまで詳しく解説します。
購入を検討している方や、趣味や仕事での活用を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
プロボックスのサイズ
さっそく本題であるプロボックスのサイズを見ていきましょう。
ボディサイズと荷室サイズ、タイヤ・ホイールサイズの3つを紹介しますので、気になる箇所を確認してください。
ボディサイズ
全長 | 4,245mm |
全幅 | 1,690mm |
全高 | 2WD1,525mm
1,530mm(4WDガソリン車) |
最低地上高 | 140mm
130mm(4WDガソリン車) |
プロボックスの全長と全幅はどのグレードも同じですが、全高と最低地上高は4WDガソリン車のみ異なります。
最低地上高は130〜140mmと、非常に重心が低くなっており、安定した走行を可能としています。
荷室サイズ
乗車人数 | 荷室サイズ(全長×全幅×全高) |
2名時 | 1,810×1,420×935(mm) |
5名時 | 1,040×1,415×935(mm) |
荷室サイズは乗車人数によって異なります。
2名時と5名時を比べると、全幅と全高はほとんど同じですが、全長のみ2名使用時の方が770mm大きくなります。
2名で使用する場合は、荷室スペースをより余裕を持って使用できるので、大型の荷物を載せたり車中泊をしたりと、豊富なシーンで活躍できるでしょう。
タイヤ・ホイールサイズ
グレード | タイヤサイズ | ホイールサイズ |
Fグレード | 155/80R14 88/86S LT | 14×5J スチールホイール
ブラック塗装(樹脂フルキャップ付) |
そのほかのグレード | 155/80R14 88/86S LT | 14×5J スチールホイール
シルバー塗装(センターキャップ付) |
タイヤ・ホイールサイズは、どのグレードも同じです。
しかし、ホイールの塗装のみFグレードがブラック塗装、そのほかのグレードがシルバー塗装が施されています。
なお、インチアップは15インチまでなら問題なくできますが、年式によって取り付けできない可能性がありますので業者に確認しましょう。
サイズ以外のプロボックスの特徴
プロボックスは、重心が低く安定した走行が可能なところや、乗車人数によって荷室サイズが変更できるところが特徴ですが、そのほかにも豊富な魅力があります。
ここでは、サイズ以外のプロボックスの特徴を紹介していきます。
もともと商用車として誕生した車
プロボックスは2002年に商用車としてトヨタから誕生した、比較的歴史の長い車です。
商用車らしい特徴が豊富に備えられており、荷室の広さや耐久性、低燃費性能などが評価され、主に企業の業務用車両として活躍してきました。
しかし、近年ではキャンプや車中泊でも活躍できる車として人気が出てきており、カスタムして楽しむ方も増えてきています。
大量の荷物が積み込める
サイズのところでも紹介しましたが、プロボックスの荷室スペースは大量の荷物が積み込められるように設計されています。
また、開口部も広めになっているので、荷物の出し入れもしやすく、使い勝手が良いところも大きなメリットです。
そのほかにも小物を収納できるスペースも豊富にあり、ペットボトルや紙パックの飲み物はもちろん、スマホやノートパソコン、お弁当などを置けるスペースも備わっています。
走行性能が高い
プロボックスには、大量の荷物を積み込んでも耐えられるような高性能なサスペンションを搭載しています。
また、操作性や安定性も優れており、加えて路面からの振動も抑えてくれるので、乗り心地にも優れています。
エンジンによっても走行性能の違いがあり、特にハイブリッド車はガソリンとモーターを組み合わせることで、力強い走行が可能です。
最新の安全機能を備えている
プロボックスはすべてのグレードにトヨタの最新の安全機能である「Toyota Safety Sense」を搭載しています。
Toyota Safety Senseには、歩行者や車両を車載カメラで感知し警告してくれる「プリクラッシュセーフティ」や、ハンドリング操作をサポートしてくれる「レーントレーシングアシスト」などが備えられています。
そのほかにも「自動ハイビーム」や「先行車発進アラーム」など、運転サポートや事故軽減システムにより、安心安全に走行可能です。
燃費性能が優れている
プロボックスは燃費性能に優れており、商用車として長距離走行にも適しています。
エンジン | 燃費(WLTCモード) |
ガソリン車 | 1.3L:16.6km/L
1.5L:17.2(14.6)km/L |
ハイブリッド車 | 22.6km/L |
※()は4WD
特にハイブリッド車は22.6km/Lという優れた数値を実現しており、燃料コストを抑えながら、より長距離の移動が可能です。
キャンプや車中泊に便利なカスタムも可能
商用車として利用されることの多いプロボックスですが、最近では積載量の多さや手に入れやすい価格帯から、個人ユーザーが手に入れてカスタムする方も増えてきています。
たとえば、以下のようなカスタムが可能です。
- フロントグリルに「TOYOTA」のエンブレムを装着
- タイヤとホイールのサイズを変更しリフトアップ
- ルーフラックを装着し積載量をアップ
- ボディをアウトドアカラーに塗装
アウトドア仕様にカスタムすれば、商用車らしい見た目を解消でき、ほかの方との違いを演出できます。
1.5Lハイブリッド車も選択できる
プロボックスはガソリン車に加えて、ハイブリッド車の選択も可能です。
ガソリン車との違いは、燃費性能のほかに走行性能に違いがあります。
ハイブリッド車はエンジンとモーターを組み合わせて走行できるため、静粛性が高く、加速もスムーズです。
また、ガソリン車には備えられていない「ばね上制振制御機能」が搭載されているため、乗り心地にも優れています。
しかし、モーターが搭載されている分、重量が重くなるため、最大積載量はガソリン車よりも50kg程度少なくなります。
サクシードとの違い
プロボックスには、長年ライバル車として存在していたサクシードと呼ばれる車があります。
サクシードは、プロボックスよりも全長が105mm長く、最大積載量も50kg多いといった、プロボックスよりも機能性が高い特徴があります。
また、フロントバンパーやグリル、室内の装飾、シートのクッション性などにも違いがあり、サクシードの方が乗り心地が良いという声も多数ありました。
しかし、2014年のマイナーチェンジにより、ボディサイズや装備が共通化され、2車の異なる点はバックドアの車名だけになりました。
その後、2020年に製造が終了し、現在は中古車でしか手に入らなくなっています。
GR8STYLEは、ハイエースやキャラバン、プロボックスの販売やカスタムを行っております。
関連するパーツやアイテムの販売、交換も取り扱っていますので、カスタムやドレスアップのご相談はもちろん、メンテナンスや車検対応のアドバイスまで幅広くサポートいたします。
お客様の要望に答えられるご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
ライバル車とプロボックスのサイズを比較
プロボックスを検討される方の中には、ライバル車と比較したい方も多いと思います。
ここでは、ライバル車である3車種とサイズの比較を紹介していきます。
【トヨタ】タウンエース バン
タウンエース バン | プロボックス | |
ボディサイズ
(全長×全幅×全高) |
4,045×1,665×1,900(mm) | 4,245×1,690×1,525〜1,530
(mm) |
最低地上高 | 175mm | 140mm
130mm(4WDガソリン車) |
荷室サイズ
(荷室長×荷室幅×荷室高) |
2名時:2,045×1,495×1,305
(mm) 5名時:1,255×1,495×1,300 (mm) |
2名時:1,810×1,420×935
(mm) 5名時:1,040×1,415×935 (mm) |
タウンエース バンとプロボックスのサイズを比較すると、プロボックスの方が全長は長いですが、タウンエースの方がボックスタイプであるため高さが370mm高いです。
また、荷室サイズもタウンエースの方が大きく、サイズだけで判断すると、荷物をより載せたい方はタウンエースを選ぶのが良いでしょう。
【日産】NV150AD
NV150AD | プロボックス | |
ボディサイズ
(全長×全幅×全高) |
4,395×1,695×1,545〜1,500
(mm) |
4,245×1,690×1,525〜1,530
(mm) |
最低地上高 | 145〜150mm | 140mm
130mm(4WDガソリン車) |
荷室サイズ
(荷室長×荷室幅×荷室高) |
2名時:1,830×1,285× 940〜945
(mm) 5名時:1,085×1,305×940〜945 (mm) |
2名時:1,810×1,420×935
(mm) 5名時:1,040×1,415×935 (mm) |
NV150ADとプロボックスのサイズを比較すると、全体的にNV150ADの方が大きいサイズです。
ここには記載していませんが、積載容量に関してもNV150ADの方が50kg多くなっています。
そのため、サイズだけで判断するとNV150ADの方が優れていると言えます。
【マツダ】ファミリアバン
ファミリアバン | プロボックス | |
ボディサイズ
(全長×全幅×全高) |
4,245×1,690×1,525 (mm) | 4,245×1,690×1,525〜1,530
(mm) |
最低地上高 | 130〜140mm | 140mm
130mm(4WDガソリン車) |
荷室サイズ
(荷室長×荷室幅×荷室高) |
2名時:1,810×1,420×935
(mm) 5名時:1,040×1,415×1,300 (mm) |
2名時:1,810×1,420×935
(mm) 5名時:1,040×1,415×935 (mm) |
ファミリアバンとプロボックスのサイズを比較すると、すべてほぼ同じサイズ感であることがわかりました。
というのも、現行のファミリアバンはプロボックスのOEM車として、プロボックスをベースに作られているからです。
以前はNV150ADのOEM車として販売されており、プロボックスとファミリアバン、NV150ADの3車種が似ているのは、OEMの移り変わりがあったからのようです。
まとめ
本記事では、プロボックスのサイズや、そのほかの特徴を解説し、ライバル車との比較も紹介しました。
プロボックスは実用性の高さが魅力で、荷物の積載性や燃費性能に優れています。
また、優れた走行性能やカスタマイズのしやすさから、キャンプや車中泊などのアウトドアで使用するのにもぴったりの車です。
さまざまな用途で楽しめますので、自分のスタイルに合った使い方で、快適なカーライフを楽しみましょう。