プロボックスの内装の特徴とは?カスタムする際におすすめパーツも紹介

トヨタのプロボックスは、商用車としての高い実用性から長年支持されていますが、最近ではその優れた収納力と使い勝手の良さが評価され、自家用車としても注目を集めています。

そんなプロボックスの「内装」について気になる方も多いのではないでしょうか?

本記事では、内装の特徴や快適に使うためのポイントを解説し、カスタムにおすすめのパーツも紹介します。

プロボックスを検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

プロボックスの内装の特徴

プロボックスは、商用車として設計されている車ですが、内装はどのような特徴があるのでしょうか。

運転席や装備品、内装カラーなどについて詳しく見ていきましょう。

運転席は商用車に最適な設計

プロボックスの運転席は、豊富な収納やスペースなど、商用車として最適な設計となっています。
具体的には以下のものが備えられています。

・幅調節ができ、さまざまなものを置ける「マルチホルダー」
・小物や飲み物を置ける「センタートレイ」
・PC操作や食事に便利な「インパネテーブル」
・スマホを充電できる「USB端子」
・運転席を上下に調節できる「シート上下アジャスター」

また、ハイブリッド車には上記の装備品に加えて、視認性が向上したスピードメーターや、マルチインフォメーションが備えられています。

快適さを向上させてくれる機能や装備品

プロボックスの内装は、快適さを向上させてくれる機能や装備品もいくつか備えられています。

たとえば、以下のものが搭載されています。

・最大76度まで傾けられるリクライニング
・気になる紫外線を約90%カットできるプライバシーガラス
・花粉除去も可能なマニュアルエアコン

また、ハイブリッド車にはオートエアコンが搭載しており、車内の温度を自動調整し、常に快適な環境を保ってくれます。

内装カラーはすべてブラック

プロボックスの内装カラーは、すべてブラックで統一されています。

しかし、グレードによってシート素材が異なり、最上級グレードのみ上質な素材が使用されています。

・Fグレード:上質なファブリック
・その他のグレード:前席にファブリック、後席に塩ビ素材

ヘッドレストの仕様はグレードによって異なる

シートに付いているヘッドレストもグレードによって仕様が異なります。

・Fグレード:上下調整可能
・その他のグレード:シート一体型

また、ハイブリッド車には、メーカーオプションで運転席にシートヒーターを搭載可能となっており、寒い時期でも快適に過ごせます。

なお、純正アクセサリーに、汚れても安心なフルシートカバーも付けられるようになっています。

後席のフラット化も簡単

プロボックスの後席は簡単に倒すことができ、フラットな荷室スペースを確保できます。

操作は簡単で、座面を上げてシートバックを引き起こすだけで広い荷室が完成します。

ただし、操作方法はグレードによって少し異なるため、購入前に確認しておきましょう。

最大400kgまでの積載が可能

プロボックスの内装は、その卓越した収納力も大きな魅力となっています。

乗車人数 荷室長×荷室幅×荷室高(mm) 荷室容量
ガソリン車 2名時 1,810×1,420×935 400kg
5名時 1,040×1,415×935 250kg
ハイブリッド車 2名時 1,810×1,420×935 350kg
5名時 1,040×1,415×935 200kg

上記のようにエンジンや乗車人数によってサイズや容量が異なりますが、ガソリン車であれば最大400kgの荷物を載せられるように設計されています。

荷物を積載するのに便利な荷室用アクセサリーも充実

荷室用のアクセサリーも充実しています。

・汚れたものを載せるのに便利な「ラゲッジソフトトレイ」や「ラゲッジマット」
・硬いものも置けるカーペットタイプの「トランクマット」
・積載物の固定に便利な「ラゲッジルームネット」

これらのアクセサリーを活用することで、荷室スペースがさらに使いやすくなるでしょう。

内装以外のプロボックスの特徴

プロボックスは、内装の使いやすさだけでなく、商用車として非常に魅力的な特徴が揃っています。

ここでは、内装以外のプロボックスの特徴を紹介していきます。

ハイブリッドの選択もできる

プロボックスは、3種類のエンジンから選べ、ガソリン車とハイブリッド車に分かれています。

ガソリン車 直列4気筒1.3Lガソリン

直列4気筒1.5Lガソリン

ハイブリッド車 直列4気筒1.5Lハイブリッド

ガソリン車は、1.3Lと1.5Lから選択でき、ハイブリッド車は1.5Lのみの設定です。

なお、ハイブリッド車はガソリン車には搭載されていない「バネ上制振制御」が備えられています。
これは、前後のピッチングを抑えてくれる機能で、乗り心地を格段に向上させてくれます。

グレードは4種類ラインナップ

プロボックスのグレードは4種類あり、それぞれエンジンや駆動方式が異なります。

グレード エンジン 駆動方式
G ガソリン車 1.3L 2WD
1.5L 2WD
1.5L 4WD
F ガソリン車 1.5L 2WD
1.5L 4WD
ハイブリッド車 1.5L 2WD
GX ハイブリッド車 1.5L 2WD
GL ハイブリッド車 1.5L 2WD

優れた燃費性能

プロボックスは、営業周りや出張といった商用車として長く運転するために、燃費性能も優れています。

エンジン 駆動方式 燃費性能(WLTCモード)
ガソリン車 1.3L 2WD 16.6km/L
1.5L 2WD 17.2km/L
1.5L 4WD 14.6km/L
ハイブリッド車 1.5L 2WD 22.6km/L

同サイズの車両と比較して特別に優れた数値ではありませんが、それでも十分に優れた燃費性能を誇ります。

安全装備も充実

プロボックスの安全性能には、トヨタの最新機能である「Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス)」を搭載しています。

こちらの機能には、以下のものが搭載されています。

・衝突回避支援システム「プリクラッシュセーフティ」
・車線逸脱を防ぐ「レーンディパーチャーアラート」
・夜間の運転時の視認性を確保する「オートマチックハイビーム」
・先行車が発進したことを検知してくれる「先行車発進告知機能」
・操作ミスによる急発進・急加速を抑制する、「ドライブスタートコントロール」
・坂道での発進時に車両の後退を防ぐ「ヒルスタートアシストコントロール」

スムーズな走りで走行性能も高い

プロボックスは、グレードによって排気量や搭載機能が少し異なりますが、基本的には同じ直列4気筒エンジンを使用しています。

1.3Lエンジンは低中速域でのトルクを重視し、街中でのスムーズな加速を実現、
1.5Lエンジンはさらに力強い走りが可能で、高速道路や坂道でも安定したパフォーマンスを発揮します。

ハイブリッド車ではエンジンとモーターの2つの駆動力が組み合わさるので、ガソリン車よりも優れた加速性が期待できます。

キャンプや車中泊にもぴったり

プロボックスは、広い荷室スペースやフラットにできるシートなど、キャンプや車中泊に最適な条件を備えています。

走行性能が高く、4WDモデルは悪路でも安心して走行でき、シートを倒すことで広い空間が確保され、車内で快適な時間を楽しめます。

多彩なカスタマイズ

プロボックスは、豊富なカスタマイズオプションを提供しており、アウトドアやスタイルを重視する方にぴったりです。

・フロントグリル
・リフトアップ
・タイヤ&ホイール
・ルーフラック
・ボディカラー
・グリルガード

プロボックスの内装をカスタムする際のおすすめパーツ3選

ここからは、プロボックスの内装をカスタマイズする際におすすめのパーツ3つをご紹介します。

【160系プロボックス用】クラシックシートカバー

引用:GR8STYLE
こちらの商品は、クラシックな色合いとデザインが特徴的なシートです。

レザー素材を使用しており、ヴィンテージ感を感じさせ、汚れや水分、耐火性にも優れています。

また、厚みのあるウレタンフォームを採用しており、優れたクッション性で、長時間のドライブでも快適さを保ちます。

カラーはキャメル、ブラウン、シボブラックの3種類から選べ、車内の雰囲気に合わせて自由にカスタマイズできます。

オリジナルネックパッド

引用:GR8STYLE
こちらの商品は、ヘッドレストに簡単に取り付けられ、首をサポートするネックパッドです。

取り付けることで、頭の位置を適切に保てるので、運転中の首や肩のこりを軽減します。
内部には低反発クッションが使用され、表面には高級感のあるレザー素材が使われています。

シンプルで洗練されたブラックカラーは、車内にも自然に馴染みます。

シフトノブ

引用:GR8STYLE
こちらの商品は、車のシフトノブに取り付け可能なアクセサリーです。

アルミ素材を使用し、切削加工により洗練された高級感を演出します。
シフトチェンジがスムーズになり、車内の雰囲気も上品に変わります。

カラーはシルバー、ブラック、レッドの3種類があり、お好みの色で車内にアクセントを加えることができます。

まとめ

本記事では、プロボックスの内装の特徴についてご紹介しました。

プロボックスの内装は、商用車にふさわしい機能性と装備が充実しているのが大きな魅力です。

さらに、広い荷室スペースを備えており、仕事や趣味で多くの荷物を積みたい方にも最適です。
ビジネス用途にとどまらず、アウトドアや車中泊など、さまざまなシーンで活躍する車と言えるでしょう。

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