寒冷地って何だろう?@港店

いつもGR8のブログをご覧いただきありがとうございます。
今日はハイエースのメーカーオプションにある
「寒冷地」
に関してご説明します!!
最低気温がマイナス以下の地域で人気な寒冷地仕様
寒冷地仕様のハイエースは新車で購入される際のみ選べるオプションになっております
ハイエースバン・ハイエースワゴンともに選択可能です
寒冷地仕様が含まれた北海道地区メーカー小売価格は、バンのスーパーGL 2800ディーゼル2WD 3,814,000円
通常地域の場合、メーカー小売価格は 3,775,500円になります
価格差は38,500円になりこの価格差で装備されるかなりお得なオプションかと思います!!
寒冷地仕様は寒い地域はもちろん、それ以外の方にもメリットもございます
寒冷地仕様のメリットを挙げていきます
①寒冷地仕様はボディ塗装が1層多い
標準仕様よりボディのコーティングが1層多くなっています。冬季は塩化カルシウムなどの融雪剤が路上に撒かれることが多く、これが原因の錆を防ぐことができます
②防塵効果が高く、砂やほこりを防ぎやすい
冬は空気がカラっとしていて湿度が低いため、空気中に埃が巻き上げられて雨や降雪がない日は埃っぽい日が結構あります
積もった雪が溶けたばかりの時は特に埃っぽくなりがちです
しかしこの防塵処理が施されていると室内が快適になります。砂塵が多い場所での仕事が多い人にもオススメです。
③ガソリン車両はバッテリー容量が増え、ディーゼル車両はバッテリーが2個装備になります
冬になり寒い時期はバッテリーがかからないことはたまにあります
気温が低い場合バッテリーの性能が低下しエンジンがかかりにくくなります
それを防ぐためにガソリン車はバッテリー容量が標準仕様の48AHから55AHにアップ、ディーゼル車の場合、助手席下のバッテリーに加えて運転席の後方にサブバッテリーが搭載されます
④電熱器付きフロントヒーターとリアヒーター
車の暖房はエンジンの排熱を活かす仕組みとなっているので、一般的なクルマでは真冬のエンジン始動直後は暖房が効きづらくなります
電熱器をONにすればエンジン始動直後でも電熱器で空気を暖めることが可能です
また標準仕様ではスーパーGLのみの採用となっているリアヒーターが寒冷地仕様では全車採用されています
⑤ディーゼル車のみフューエルヒーターを装備
燃料の部分でガソリンと軽油があり、ガソリンはマイナス90度以下にならないと凍結しません
しかし、軽油は凍結することがあります
軽油は地域によって燃料の粘土が異なり凍結しにくくはなっていますが凍結の可能性もあるためヒーターが装備されています
⑥冷却水の濃度の変更
エンジンの冷却に欠かせない冷却水は標準仕様では30%となっていますが、寒冷地仕様は濃度が50%と濃くなっています
寒さによる冷却水の凍結を防ぐ目的なのですが、30%ではマイナス15℃で凍結、50%はマイナス36℃で凍結します
さらには
スライドドアのステップ部にカバー、リアドアアウトサイドモールディングの採用なども寒冷地仕様の特徴です
スリップしづらいスノーモードも装備されているため価格に対して装備がたくさん増えメリットも大きいと思います
このように寒い地域の方だけではなくお使いいただけるオプションになっていますので、
気になった方はぜひお問い合わせください。